私立苺ヶ丘学園に通う、莉犬、るぅと、ころん、さとみ、ジェル、ななもり。が6人エンタメユニットを結成するまでの物語
是非最後まで見てください
赤
カーテンの隙間から、朝日がキラキラ差し込んでいる
赤
午前六時過ぎ。いつものように目を覚まし 愛猫のコタローを撫でると、莉犬は勢いよくカーテンを開けた。
今日もいい天気だ。
制服に着替えて朝ごはんを頬張る。 テレビから聞こえてくるのは、しばらく晴天が続くという天気予報。
母親
母親にそう言われて、時計を見る。 そろそろ行かなくちゃ。
赤
カバンをかついで、莉犬は元気よく玄関を出た。
朝日が眩しい。 その気持ちよさに、ふっと息をつく。
電車に乗ると2人の女子高生が話している声が聞こえた。
女子高生1
女子高生2
莉犬は肩にかけていたヘッドホンをつけて、目をつぶった。
※朝
学校の最寄り駅に降りると駅前は再開発中。 街の景色はどんどん変わっている。
ふと見上げると、交差点の巨大な該当ビジョンには女性アーティストのPVが流れていた。
いきいきと歌う姿が輝いて見えて、思わず目を奪われる。
ほどなく信号は青に変わった。 ヘッドホンでお気に入りの音楽を聴きながら、莉犬は通い慣れた通学路を歩き出す。
そのしっぽはリズミカルに揺れていた。
今日もまた、莉犬の1日が始まる。
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