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汐恩
翔也
右手をそっと汐恩の下半身へと誘導されて、指先が熱いものに触れる。
そっと握り込むと、そのあまりもの質量に思わず息を呑むほどだった。
汐恩
ゆっくり上下に扱くと、ふぅ、と息を吐いて、気持ちよさそうに目を閉じる汐恩がちょっと可愛く思えた。
碧海
翔也
こっち、と言われるまま碧海の方を見ると、ちゅ、と軽くリップ音を立ててまた唇が重なる。
当たり前のようにキスを受け入れてしまっているけど、碧海の熱い舌が絡んで、口内を掻き回されると、気持ちよくてもう何も考えられなくなってしまう。
翔也
碧海
軽く口角を上げて笑う碧海の表情が艶っぽくって、何だかドキッとしてしまう。
同い年のはずなのに、たかがキスだけでここまで翻弄されてしまうなんて、ちょっと悔しい。
汐恩
翔也
汐恩
翔也
汐恩に名前を呼ばれて振り向くと、ずい、と顔の目の前に差し出される汐恩のもの。
近くで改めてまじまじと見つめると、やっぱかなり、デカい。
碧海
翔也
汐恩
舐めろって、言われても。 そんなんやった事ないし、どうしたらいいか分かんないよ。
おずおずともう一度汐恩のに手を伸ばすと、すっかり興奮しきった汐恩が珍しく下手にお願いしてくるもんだから、何だかこっちまで変な気分になってくる。
おかしいよ、こんなの。 メンバー同士でやっていい事じゃない。
頭では分かっているものの、でも俺も、この非日常的な行為に段々と興奮してしまっているのは事実で。
翔也
雰囲気に押されるように、そっと汐恩のものへと舌を這わせる。
ぴくりと反応する汐恩は、気持ちよさそうに目を閉じて俺の髪の毛をさらりとなでてくれて、その反応が嬉しくて、もっと気持ちよくしてあげたいなって思う。
碧海
翔也
不意にもたらされた下半身への刺激で、ビクリと身体が大きく跳ねた。
翔也
碧海
翔也
指だ。碧海の長い指。 違和感の正体に気付いて抗議しようとしたのも束の間。 碧海は有無も言わさずに、俺のナカをぐるりと掻き回す。
碧海
翔也
ゆっくり慣らすように丁寧に指が出し入れされて、痛みこそないものの、そんな所触られるなんて当たり前だけど初めてなもんで、圧迫感と気持ち悪さが勝ってしまう。
汐恩
翔也
力抜く?無茶言うな。 この違和感に耐えるのに必死なんだこっちは。
ぎゅう、と目の前の汐恩に縋り付くように抱きついて、浅く息を吐いて気持ち悪さを必死に耐える。
汐恩
翔也
ちゅ、と今度は汐恩に口付けられる。
息を吸おうと開いた唇の隙間からぬるりと侵入してきた舌が絡みつき、心地良さからふわりと身体が弛緩する。
それにしても何でこの2人はこんなに上手なんだろうか。
恥ずかしいくらいに翻弄されて、始めはこんなあられも無い姿を見せるのなんて絶対に嫌だと思っていたのに、今はもうそんな事考えてる余裕すらもない。
汐恩
翔也
汐恩の声がけに反応するように、1度出ていった碧海の指が、今度は2本になってまた入ってくるのを感じる。
ばらばらに、俺の中を押し広げるように動かされると、さっきまで違和感しか感じなかったのに、何だか変な感じになってきた。
翔也
碧海
翔也
ぐりぐりとナカを擦られる度に、身体がびくんと勝手に反応してしまう。
やばい、なにこれこんなの知らない。 気持ちいい。ナカいじられるの、やばすぎる、かも。
汐恩
碧海
翔也
碧海
翔也
言いながら、ずるりと指が引き抜かれる。 同時に、ぴたりと宛てがわれる碧海の熱。
え、待って。何する気?
いやわかるよ俺も男だもん。 この続きって言ったらやる事はひとつだけ。 だけど、ちょっと待て。心の準備っていうものがあるだろう。
碧海
翔也
汐恩
翔也
ちらりと碧海を見上げると、興奮で少し潤んだ瞳に真っ直ぐ見つめられる。
それは今にも襲い掛かりそうな野良犬のようでいて、でも、俺からのイエスをただ静かに待っている碧海。
碧海
翔也
そんなの、ずるいじゃん。
前後から2人の熱く滾った気配を感じる。 待って、待ってよ。俺だってこんな事初めてなんだよ。 そんな事言われたって、どうしていいか分かんないよ。
は、は、と呼吸が早くなる。 これはきっと、焦りから来るものだけではないって、本当は気がついている。
色んな思考が頭の中をぐるぐると駆け巡っていて、でもその中で一際強い興奮と期待が俺には確かにあった。
翔也
碧海
翔也
ふ、と短く笑って、碧海が少しずつ腰を進める。 指とは比べ物にならない圧迫感。 ゆっくり慣らしてくれたからか血を見る事はないものの、流石にこれはかなり、キツかった。
汐恩
翔也
痛い、苦しい、怖い。 でも、それだけじゃない。
俺のナカで、碧海のがどくどく脈打ってるのがわかる。 熱くて、大きくて、苦しいけど、それ以上に何かふわふわと幸福感で満たされていく。
翔也
碧海
汐恩
ぎゅうっとシーツを握りしめていた手を、汐恩が優しく握ってくれる。
そっと握り返すと、ふわりと微笑んだ汐恩が額に軽くキスを落としてくれて、その柔らかさに強ばっていた身体が少しだけ緩んだ気がした。
翔也
碧海
翔也
少しだけ心配そうな表情の碧海にこくりと頷いて見せると、ゆるゆると労わるように碧海が動き始める。
正直まだ苦しさはあるけれど、本当はめちゃくちゃに突き上げたいところを我慢してくれてる碧海に、これ以上のお預けは酷だと思ったから。
翔也
ゆっくりと、でも確実にスピードを増していく律動に、徐々に苦しさが快感へと変わっていく。
あ、これ、やばいかも。 指だけでも気持ちよかったのに、碧海ので擦られると、直接ナカに碧海の熱を感じて愛おしさが込み上げてくる。
碧海
翔也
汐恩
翔也
段々と激しくなる律動。 突き上げられると同時に、また張り詰めていた俺自身をぐちゅぐちゅと扱かれて、前と後ろ両方からの刺激にびくんと背中が仰け反る。
気持ちぃ。やばい。こんなの、知らない。
目を閉じて、縋るように汐恩にしがみつく。
恥ずかしい声を我慢することなんか到底無理で、開きっぱなしの唇はまた汐恩に塞がれる。
翔也
碧海
翔也
碧海にそう耳元で囁かれて、ぞくぞくと背中を快感が駆け上る。 また2人にイかされる。 そんな恥じらいなんて感じている余裕なんかなくって、俺は呆気なく碧海の手のひらに欲望を吐きだした。
同時に、俺の中でどくんと弾ける碧海の熱。 お腹の中、暖かくて、碧海をいっぱい感じで、それがまた気持ちよくてたまらなかった。
翔也
碧海
翔也
ゆっくりと引き抜かれる碧海の熱。 どろりと後ろから垂れてくる液体の何とも言えない気持ち悪さに身じろぐと、今度は入れ替わるように汐恩が俺の脚をガッと掴んだ。
翔也
汐恩
翔也
汐恩
翔也
有無を言わさず、そのまんまずちゅん!と勢いよく貫かれる。
碧海のがナカに残ってるからか、俺の身体が慣れたからか分からないけど、さっきより数段もすんなり入ってきたソレは、始めから激しく俺を突き上げ続ける。
汐恩
翔也
碧海
気持ちいい。気持ちいいよ。 もう、ヨすぎて頭おかしくなりそうなぐらい。
碧海
翔也
碧海にちゅ、と舌を吸われて、汐恩からはガンガンに責められて。 前後不覚ってきっとこういう事を言うんだろうか。
もう何にも考えられなくて、俺は汐恩の熱をナカに感じながら、もう何度目かも分からない絶頂を迎えた。
薄くなっていく意識の中で、くすくすと楽しそうに笑う2人の笑い声が遠くで聞こえる。
だめだよ、おれ。 こんな事知っちゃったら、もう元になんか戻れない。
碧海
汐恩
碧海
汐恩
碧海
汐恩
くすくすと2人の笑い声が静かに部屋に響く。
翔也に対して、2人がこのような邪な想いを抱き始めたのはいつからだろうか。
計画的犯行だとは露も知らぬ翔也は、すやすやと子供のように寝息を立てている。
本当はまだ物足りない気もするが、流石に可哀想だから今日はこのぐらいで。
次はいつにする?なんてまた2人で話し合いながら、狂おしいほどに愛おしいうさぎちゃんを抱きしめて、今日は眠ることとしよう。