飯田が静かに近づいてくると、緑谷は少々の恐怖を感じた かっちゃんの恐ろしさもさることながら、 初対面で自分に注意を施した飯田も同様怖い
飯田天哉
緑谷出久
飯田を遮る形で緑谷が自己紹介をすると、彼は身振り手振りを交えて 入試の際の出来事を熱心に話し始めた
飯田天哉
飯田天哉
彼の言葉に、緑谷は「僕も気づいてなかったよ!?」と内心驚く。 飯田の悔しげな表情からは真面目さが滲み出ていた。
教室内の空気は気まずく、ただでさえ入学初日で学校に慣れていないというのに爆豪と飯田にあった緊迫感が、他の生徒たちにも伝染している。
ふと窓際を見ると、そこには一つだけ飛び出した席があり、 その席には黒髪をポニーテールに結った少女が座っていた すなわち、A組に特待生が来るのか漠然と思う
こうも有名なのは、メディアで大々的に取り上げられていたからだ。 確か、襟締の色が月白(げっぱく)ということも知っている 教室内を見渡す限り、その特待生はまだ来ていないようだが
麗日お茶子
振り返ると、入試の際に優しく接してくれたあの人物がそこにいた 補足しておくが、緑谷出久は根っからのナードである
麗日お茶子
緑谷出久
言葉に詰まりながらも、感謝の気持ちをどうにか伝えようとするが、 肝心な部分がうまく伝わらない。 その時チャイムが鳴り響く
麗日お茶子
異性と話している事実に耐えられなくなりかけたその時、
命無 輝夜
機械的な声が良く響いた ドアの向こうを見ると、
麗日お茶子
良い人は思わず声を漏らす 彼女の顔はマスク_杏、変声機で覆われていたが、睫毛は長く整った顔立ちに美しい半色(はした色)の瞳を持つ。まさに浮世離れした美人であった 見つめていると、彼女に鋭く睨まれ、思わず目を逸らす
命無 輝夜
え、イモムシ……?と目をやると、そこには黄色の寝袋に包まれた人がいた
命無輝夜ちゃんのアイコンには変声機がないですけどあると思ってください
よろしくね〜じゃぁバイバイ
コメント
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これプリ小説にもありますか?同じものを見ました