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オールマイト
1年A組
オールマイト
輝夜は窓から顔を逸らし前を見る。彼に向けた視線には嫌悪感が隠しきれない。 No.1ヒーローで不動の人気を誇るオールマイトが、今年から雄英高校の教師として教壇に立つ__そのニュースは特待生と共にメディアで大きく取り上げられ、生徒たちは憧れの眼差しで彼を見つめていた
銀時代のコスチュームを身に纏い、快調に歩くオールマイトの様子を見ながら、輝夜は心の中で呟く
命無輝夜
オールマイト
午後の授業、ヒーロー基礎学__ヒーロー科における主軸の授業であり、 ヒーローを志す者を鍛え上げるための科目
オールマイト
オールマイトが掲げたカードには「BATTLE」の文字。 緑谷と爆豪が同時に「戦闘訓練」と口をする中、輝夜は無表情のまま、僅かに 目を細めた。彼女はこの教科自身には期待をしているものの、初授業である 彼にはさして期待をしていない
オールマイト
オールマイトがリモコンを操作すると、壁が音を立ててスライドし、 数字の書かれたケースが現れた
オールマイト
1年A組
命無輝夜
戦闘服という言葉に大きく反応を示す周囲の生徒たちに、 輝夜は眉間に皺を寄せていた その様子に気づいた後ろの席の八百万が、彼女に囁く
八百万百
後ろにいるのに、なんでわかるんだよと、更に皺を深めながら、
命無輝夜
と謎めいた暴論で返す しかし、険しい表情であっても、端正は顔立ちは崩れない
オールマイト
1年A組
輝夜ははすぐに自分のコスチュームを手に取って、更衣室に向かおうとする。 その時、麗日から声がかかる。
麗日お茶子
命無輝夜
面倒なのに捕まってしまった。 麗日としては即座に拒否されるか、暴言でも返されるかと思っていたが、意外にも何も言われず、ただ顔にははっきりと不機嫌が滲んでいる。 それでも、これは以前に比べて関係が少しは進展したのではないかと、麗日は内心で大袈炎に喜んだ。
?
突然響いた陽気な声に視線を向けると、黄色髪に稲妻模様のメッシュを入れた男子生徒がいた。彼の軽薄そうな声に、輝夜はうんざりと目を品り上げ、 また面倒な奴が来たと心の中で毒づく。
上鳴電気
麗日お茶子
麗日はすぐに彼を受け入れるように答え、上鳴は次に「命無はいい?」 と、まるで癖のように肩を組んできた。男子と女子という壁をものともせずに接触してくるチャラ男みたいな行動に、麗日は思わず目を見開く。 その麗日の横で、輝夜は険しい顔で上鳴に冷たく告げる。
命無輝夜
上鳴電気
命無輝夜
上鳴電気
命無輝夜
麗日お茶子
三人で更衣室に向かう途中も、上鳴を中心に会話が絶えなかった。 陽気な上鳴のマシンガントークに麗日は笑顔で応じ、輝夜はまるで興味なさそうに耳を貸さずに歩いている。
上鳴電気
命無輝夜
上鳴電気
上目遣いで頼み込むように言う上鳴に、輝夜は軽蔑を込めた視線を投げつけ、何も言わずに一蹴りした。
命無輝夜
上鳴電気
麗日お茶子
命無輝夜
麗日お茶子
主
命無輝夜
主
命無輝夜