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森の家

1 - 第1話 森の家

♥

11

2023年02月05日

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ハル

初投稿です。
最後まで読んでくれると嬉しいです。

ハル

ではどうぞ。

ミミ

こんな森の中に……家……?

森で魔物に追われ、傷を置いつつもたどり着いたこの家に少し驚いている。

カランカラ〜ン

ミミ

扉が着いていたベルを鳴らして開いた。

扉を開いたのは人では無い、 子狐だった。

きつねくん

あれ?お客さん?

ミミ

き、狐?それに喋ってる!?

目を丸くして狐を見つめている。

きつねくん

ルア〜お客さんだよ〜♪

狐が中から誰かを呼んだ。 きっと店長だろう。

ルア

だが出てきたのは背の低い女の子だった。 見るからに10代なのは分かる。

ミミ

えっと……店長……さん?

ルア

そうだけど……

店長さんは怪我をしている私を前に、 無表情。いや、冷静に対応してくれた。

どう見ても店長には見えないが、 この狐が言うに店長なのだろう。

ルア

怪我……

店長さんが私の傷を見てつぶやく。

ルア

入っていいよ

そういうと店長さんは先に中に入っていった。ドアを開けて。

ミミ

は、はい!

狐がどうぞ〜というように 私の足を押す。 サラサラの毛が私の足を優しく包み込む。

カランカラーン

ドアを開ける度にベルがなる。

ミミ

あれ、店長さんは……

先に入ったはずの店長がいない。

きつねくん

ルアなら奥にいるよ。
すぐ戻って来ると思う。

ミミ

そう……ですか?

きつねくん

ほら噂をすれば。

奥の部屋に行っていた店長が戻ってきた。

ルア

ごめん……

ミミ

お気にせず💦

ルア

まず、怪我治そ。

か店長ミミに近づき回復魔法をかけた。

ルア

”回復魔法II”〜ヒール〜

怪我がみるみる治っていく。

それもけ怪我する前よりも体が軽い。

IIの魔法だからだろうか。

魔法には種類があり、 レベルも存在する。

魔法は 回復魔法、空間魔法、光、闇、火、水、土、自然などがある。 それで遠距離、近距離の攻撃の仕方がものによっては無いものもあるが どれも存在する。

魔法レベルは、 I II III IV があり、最大がIV。

これ以上のレベルは存在しない。 そして、Ⅲ、IV、の魔法を使える者は数えられるほどしかいないと聞いている。

ミミ

Ⅱでもこんなに効果があるんですね。
私、Ⅰしか使えないので💦

ルア

普通はこんなに強くないよ。

ミミ

え、そうなんですか?

ルア

空間魔法で私が有利なエリアがこの家に広がってる。

ルア

だからいつもよりも強いってだけ。

ミミ

そうなんですか……

普通、1人が持てる魔法の種類はひとつが多いので、すごく珍しい。

そしてどちらとも使いこなせている。

ルア

さっきの怪我、魔物……?

ミミ

よくわかりましたね。

私は新米の冒険者で、 ランクを上げるため、 わざわざ魔物を倒しに森まできていた。

だが思った以上に魔物の数が多く、 この有り様。

ここにたどり着かなければ 今頃死んでいただろう。

ルア

名前は……?

ミミ

ミミです!

名前を聞かれたので咄嗟に応えた。

ルア

ミミはそのまま帰る……?

年下に呼び捨てで呼ばれるとは…… と、疑問を抱きながらも。

ミミ

まだ帰れません!
私が見つけた魔物達、依頼されていた者より多かったんです!

ミミ

早くギルドに連絡しないと……

ルア

依頼、受けようか……?

ミミ

へ?

思わず変な声が出る。

ルア

ここ一応以来受けるところだし。

ミミ

そ、そうなんですか?

周りにもそれらしきものは無い。

ルア

うん

ルア

お金は貰うけど。

ミミ

お金もらうんですね……

ルア

一応仕事だから。

ミミ

ですけど私、今お金を持ってなくて……

ルア

死ぬまでに払ってくれればいい。

ミミ

なんて不吉な……

これが私より年下だとは……

ルア

それで、ミミが襲われたところに来てみたはいいけど。

きつねくん

魔物の気配が1ミリも感じない。

きつねくん

本当にいるの?

ルア

いると思う……けど……。

きつねくん

別のところから来た魔物が、
たまたまミミさんを見つけたとか?

ルア

ありうる。

ルア

見た目も聞いておけばよかった。

ゴブリンがそんな中、 木の端から姿を現した。

魔物(ゴブリン)

ゴブ〜

ルア

ゴブリン。

きつねくん

ゴブリンだね。

きつねくん&ルア

ザッコ。

ふたりが同時にそういった。

どこの世界でもゴブリンは最弱、底辺キャラ、主人公の引き立て役。

(最後のひとつに至っては どうでもいい)

ゴブリンは木の枝を ブンブン振り回しながら ルアときつねくんに近づく。

そしてそのゴブリンの持っていた木の枝を きつねくんがジャンプし、 しっぽでどこかに飛ばした。

ゴブリンは自分の武器が無くなったにもかかわらず、2人に一直線で向かっていく。

ここまで来ると馬鹿としか言いようがない。

ルア

”火魔法Ⅰ”〜ファイヤ〜

片手をゴブリンに向け、 小さな火の玉をゴブリンに放つ。

火の玉はなんのブレもなく命中。

ゴブリンは消えて、魔石だけが残った。

ルア

よいしょ。

その魔石を日本の指で拾い上げる。

ルア

きつねくん、
このくらいなら頼んでい……?

きつねくん

いいよ〜

魔物狩りはきつねくんに任せて、 ルアは先に店に帰った。

ミミ

あ!おかえりなさい。店長さん。

ミミ

きつねさんは……。

ルア

先に帰ってきた。

ミミ

1人で大丈夫ですか?💦

ルア

うん

ルア

普通の狐じゃないし

ミミ

……?

きつねくん

さて、やりますか

きつねくんの前足に火がともる

ハル

どうでしたか?

ハル

気に入ってくれたら

ハル

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ハル

ではまたお会いしましょう

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