読み切り小説 『深夜の時計が回る頃』
主人公・らっだぁ ぺいんと
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らっだぁ
ぺいんと
ぺいんと
何の変哲もない日々を過ごしていた
ただある日を機に、無くなっていた歯車が はめられたかのように
この日々は狂っていった
〜数ヶ月後〜
ぺいんと
いつからだろうか
君が俺と関わらなくなったのは
そして、孤立してしまったのは
ぺいんと
らっだぁ
??¿¿
らっだぁ
??¿¿
らっだぁ
ぺいんと
前にいる君と幼馴染を眺めながら歩いていると
君がクルッとこちらを向いた
心臓がドキンとした
ここ数ヶ月全く話していなかったから
何を言われるのか、どんな態度を取られらのか分からなくて
分からなくて、怖かった
らっだぁ
??¿¿
らっだぁ
ぺいんと
いないもののように扱うのか
随分……人が変わったなぁ
あの頃の君は…………どこへ行ったの?
ぺいんと
ぺいんと
学校の校区から離れた場所
海辺に来た 今は丁度春と夏の間くらい
海の潮風が頬に触れて とても気持ちが良かった
何もかも忘れられた気がして ただ、海の波の音
波の動きをうっとりと眺めていた
ぺいんと
砂を軽く蹴るように歩いていた
歩く先々で綺麗な貝殻を見つけて それを見ていた
こんなに小さな歯車が あいつと俺の関係を狂わせたのかなとか
どうやったらまた君と話せるかなとか
やっぱり君が頭から離れなかった
幼馴染の君が
ほか3人の幼馴染とばかり話していて
俺は……俺"だけ"幼馴染じゃないのかな なんて考えたりもした
みんなでいるのは楽しかった
こうやって海に来たりもしていた
海から吹く風に歯車が揺られて それを誰かがはめたのだろうか
早く……はやく
ぺいんと
ぺいんと
1粒の雫が俺の目から伝うのが分かった
あぁ、俺は今泣いているんだな、と
ーーーーー ーーーーー!? ーーー ーーーーー!!!
ぺいんと
するとどこからか懐かしい声色 懐かしい面影の人"達"が歩いて来た
今は頭から消し去りたかった存在達が
??¿¿
らっだぁ
しにがみ
トラゾー
クロノア
ぺいんと
その瞬間悟った
俺はここにいていい存在ではないと
だから……行こうとした
誰もいない場所へ
1歩を踏み出そうとした瞬間 俺を呼ぶ声が聞こえた
ぺいんと
ぺいんと
らっだぁ
しにがみ
ぺいんと
無理やり口角を釣りあげて笑った
汚くて、情けなくて 嘘しか籠っていない笑顔で
そしたら
トラゾー
ぺいんと
クロノア
ぺいんと
その瞬間、怒りが込み上げてきた
それと同時に悲しみも込み上げてきて
俺の感情はグチャグチャになった
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
そう言った瞬間……もう、全てが空っぽになった気がした
言いたいことを全て吐き出せた気がした
この一言で……この4人との関係は終わる
俺が自分の手で"一旦の" 終止符を打つ
だから
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
その瞬間俺はすぐさま逃げた
後ろを振り向かずに
どんなことを言ってどんな表情をしているのかも分からないまま
ぺいんと
ただ、砂を踏む音だけが聞こえた
そんな中
クロノア
ぺいんと
その一言だけが聞こえた
でも、そんなの構わず 無我夢中で走り続けていたら
隣町まで走り抜けていた
ふと気がつくと、頬につくように ポツポツと幾つもの雫が降ってきた
その瞬間……俺の全身の力が抜け 地面に強く倒れ込んだ
あぁ……死んでしまうのだな
そう思った 周りには誰もいなかったから
助けてくれる人なんて……いないはずだったから
起きろ
お─て
起きて!
ぺいんと
とうのいていく意識の中 俺は少しだけ目を開けた
そこには4人がいたのだ
らっだぁ
しにがみ
ぺいんと
言われた通りに目を閉じて
目を閉じたまま、俺は 声もあげずに泣いた
でも……もう最後かもしれない
もう会えないかもしれない
そう思ったから
ぺいんと
トラゾー
この一言で……本当の終止符を打とう
ぺいんと
ぺいんと
らっだぁ
驚いた表情をした瞬間君は 大粒の涙を一斉に零した
その表情を見てから
ぺいんと
らっだぁ
そう言って君の笑顔を見てから 俺の意識は暗闇の中に引きずり込まれた
ガバッ
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
狂わされた歯車が
戻るかどうかは 人の
心
次第───。
〜撮影背景〜
ぺいんと
しにがみ
らっだぁ
トラゾー
らっだぁ
クロノア
ぺいんと
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
トラゾー
クロノア
らっだぁ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
心を壊すのは人 その壊れた心を直すのも人
今日過去の自分に初めて
冷めない夢は無いと教えてもらった__。
[END]
コメント
1件
さぁ、あなたはこの5人を見てどんな景色を思い浮かべ想像しましたか? 人によって様々な意見があります。この作品に答えはありません 答えがないのが答えです。 考察コメント、是非ともお待ちしております!