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真心 (まこ)
私はそう呟きながら、ベッドに仰向けになり、自分の部屋の天井を見つめる。
真心 (まこ)
私は、中学一年生の頃から不登校気味で、よく学校を休んでは、家で本ばかり読んでいた。
_不登校気味になってしまった理由は、自分でも分からない。いや、分からなくなってしまった…というのが正確だろう。
別に、生まれつき何か特別な病を持ってる訳でも、誰かに虐げられている訳でもない。
…ただ、“中学校“という環境が、自分の肌に合わないのは事実だ。きっと、それが理由でもあるのだろう。
_そんな私も、もう中学三年生。そろそろ内申点も気にし始めないといけない時期だけど…
真心 (まこ)
気づくと、私の頬には、一筋の涙が伝っていた。
真心 (まこ)
…自分って、何で存在してるんだろ? そんな考えが、頭を過ぎる。
ピロン♪
真心 (まこ)
_そんな時。ズボンのポケットに入れてあったスマホから、タイミングよくメールの受信音がした。
真心 (まこ)
私はズボンのポケットからスマホを取り出し、メールを確認する。
真心 (まこ)
深月(みつき)。私の 小学校の頃からの親友で、学校に行っていた時は、よく一緒に遊んでいたりしていた。
最近全然連絡がなかったから、もう私の事など忘れていたものだと思い込んでいたが…
真心 (まこ)
私は深月から届いたメールの内容を確認した。