そっくす@林檎🥀様(すみません絵文字がぁぁぁっ‼︎)) のコンテストのやつです! いつも見させてもらっております絵も大好きです赤さん右書いてくださるの本当にありがたいですドロドロ大好きですほんとに好きですあの本当にすk>((((()
⚠️注意喚起⚠️ こちらはnmmnというものです ご本人様と関係ありません ご本人様等の目に入らぬよう、ご協力よろしくお願いします🤲 また桃赤です 地雷様はご注意ください
〜睡蓮の誘惑〜
ーこの湖には、とても美しい、「水の妖精ニンフ」が住んでいるのだよー
ーそのニンフはな、恋に落ちた相手——、。
〜アラーム音〜
桃
最近よくこの夢を見る。
俺がまだ幼かった頃、じいちゃんと湖に行った時にじいちゃんが話してくれた妖精ニンフの話。
毎回同じところで終わってしまう。
桃
ふと、夢の続きが気になった。
……久しぶりに行ってみようかな。
あの湖へ——。
この湖はあまり知られていない。
だから、だいたい来るのは俺ぐらいしか……、
桃
でも今日は違ったらしい。
俺以外にも来ている人がいる。
どんな人なのだろう‥‥。少し気になった。
赤
びっくりして振り返ると、そこには誰もが認めるような美少年が立っていた。
声をかけたのはどうやらこの子のようだ。
真っ赤な瞳に、綺麗な赤髪、びっくりするほどの長いまつ毛……。
こんなに整った顔、見たことがなかった。
赤
桃
つい、見惚れてしまっていた。
赤
彼が話かけてくれた。
なぜ話かけてくれたのだろうと少し不思議に思いながら、
桃
と答えた。
赤
彼とはとても話が合った。
初対面のはずなのに、どこか懐かしさを感じた。
そういえば……、ニンフの話…。
彼と話しているうちに当初の目的を忘れてしまっていたようだ。
だが、彼から新しい情報を得られるかもしれない……。
そう思い、彼に問いかけた。
桃
赤
赤
どうやら彼も知っているようだ。
桃
赤
そう言ってニッコリ笑う彼の顔に何故か胸がドキッとした。
……気のせいだ…。
そう思い込むことにした…。
赤
俺たちが話を始めた時はまだ午前中だったというのに、 もう辺りはオレンジに染まっていた。
赤
赤
桃
赤
赤
赤
彼はそう告げて歩き出してしまった。
胸がキュッとしめつけられる……。そんな感覚が俺を迷わせた。
……今、ここで彼が帰ってしまったら、もう二度と会えないのかも……。
そんなことばかりが俺の頭の中を埋めた。
………考えているうちに、もう俺の体は動き出していた。
彼を引き止める……。本能に従うかのように、俺の体は支配された。
桃
赤
彼がこちらに振り返った。
彼を引き止めることに必死で何を言い訳に話すか…考えていなかった。
桃
とっさに出たのが名前だった。
でも、確かにまだ名前を聞いていなかったな……。
赤
柔らかく笑う彼にまた胸が高鳴る……。
なんなんだ……。この気持ち……。
赤
桃
桃
赤
そう名前を呼ぶりうらさんが愛おしくてたまらない……。
だめだ……。
俺は初対面にして、りうらさんに恋してしまったのかもしれない……。
名前も年齢も知らなかった相手に恋に落ちるなんて……。
赤
彼から距離を縮めようとしてくれているのだろうか……。
そう思うと嬉しくてたまらない。
桃
赤
一気に距離が縮まった気がした。
赤
桃
桃
またりうらに会えるっ!俺は嬉しくてたまらなかった。
赤
桃
今日は一旦別れを告げる。
寂しい気持ちもあるが、それ以上にまた会えるという喜びの方が大きかった。
翌日、俺はりうらに会いたくて湖に出かけた。
やはりりうらがいた。
赤
桃
よかった会えて……。
そこから俺たちは、毎日のように湖で会うようになった。
次第にりうらへの思いも大きくなっていった。
りうらと会うようになってから、一ヶ月が経った。
俺は今まで募らせていた、りうらへの思いを本人へ伝えようと思った。
桃
一呼吸置いて、りうらを待った。
だが、何時間待ってもりうらは来なかった。
そんな日もあるだろう……。
次の機会を待とう……。
俺はそう思うことにした。
……けれど、あの日からりうらは一度も姿を見せなくなった。
桃
桃
俺はショックで涙を堪えるのに必死だった。
思いを伝えれなくてもいい。
でも‥‥、このままりうらに会えなくなるのは嫌だ。
でもっ……、りうらは来ないっ……。
俺は地面にしゃがみ込んでしまった。
……ぼーっとしていると、ふと水面に咲いている睡蓮が目に止まった。
桃
りうらみたいにきれい……。
りうらには敵わないけど……。
今までりうらに夢中で、湖のことなんて全然見ていなかった。
桃
俺は何故だか、水面に咲いている睡蓮に言葉をかけていた。
桃
りうらに会えなくなったショックで俺はおかしくなったんじゃないか……。
もう…、湖に来るならやめようと……。
そう思い、もう帰ろうとした。
そのとき……。
ないくんっ!
桃
りうらの声が聞こえた気がした。
いや、絶対りうらの声だ。
俺はそう確信し、声のする場所を探した。
ないくんっ!
こっち!
こっちだよっ!
りうらの声がまた聞こえた。
…俺を呼んでいる……?
桃
俺は必死になって探した。
ここだよっ!
ここっ!
こっちっ!
りうらが俺の声に応えてくれた……。
だが、どこにいるのかわからな……、
こっちっ!
さっきよりも大きな声が”後ろ“から聞こえた。
しかし、後ろは湖だ。
りうらの声が聞こえてから、俺は湖とは反対の場所へと進んでいた。
だが、声のする方向からして、りうらは湖の方にいるようだ。
俺は急いで引き返した。
こっち!
きてっ!
りうらの声がだんだんと大きくなっていく。
進んでいる方向があっているのだとわかる。
桃
りうらの声に応える。
……とうとう、湖のほとりまできた。
これ以上進んだら、湖の中……だ…。
こっちっ!
こっちっ!
と、りうらの声は止まない。
俺は、止まらなかった。
桃
ピチャッ……。
少し冷たい湖の水。
この先にりうらがいる。
俺はそう確信した。
だんだんと意識が遠のいていく……。
何故だか、苦しくはない。
……来てくれてありがとう……。
…待ってたよ……ないくん……。
それじゃぁ…行こうか……。
水の妖精ニンフはな……。
恋に落ちた相手を……、
水に引き込んで、 殺してしまうのだよ……。
えぇっ!何それ怖いよおじいちゃんっ!
そうじゃよ、ないこ……。
だから、気をつけるだよ……。
ないこはかっこいいからのぅ……。ニンフに狙われてしまうかもなぁ……。
へっ!怖いよ〜!
でも俺、カッコいいっ?
ないこはじいちゃんがあった中でも一番カッコいい子だよ。
へへっ///やったぁっ
とにかく、ニンフには気をつけるのだよ……。
わかったっおじいちゃんっ!俺気をつけるよっ!
〜睡蓮の誘惑〜
コメント
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にょえ……、(?)