増える_

学校を休んだ

理由は些細な事だった

陰口を言われてた

ただそれだけだった

きっと伝えてきたあの子に悪気は無いのだろう

だからこそ何も言えない

ただ週一のサボりだった

週一のサボりが2日、3日

増えていった

休む日が増えるにつれ

聞こえる親の怒鳴り声

それに増える赤い線

刃を腕に当て、横に動かす

それと同時に出てくる血と

痛みが気持ち良かった

娯楽だった

綺麗に感じたんだ

不思議

昔まで友達の転んだ痕すら見るに耐えなかったのに

わかってた

ダメな事だって

やってもなんの意味もないって

ぜ~んぶわかってるよ

自分はこれをやって娯楽を味わってるんだって

これに意味があるんだって

皆がやってるストレス発散の買い物みたいな感覚なんだって

罪悪感に浸る必要は無いんだって

そう言い聞かせた

言い聞かせるしか無かった

唯一僕にリスカ以外の楽しみがあるとしたら

それはアニメだった

学校のことも家族のことも

ぜんぶ、

何もかも忘れられた

もちろんこれにも意味が無い

一時的に忘れてるだけで何をしたって意味なんてないのに

また、皆は学校にいるのにって思って

罪悪感に浸るだけ

学校にもまともに行かず

休んでる時に何してるかって言われたら

リスカとアニメだけ

そんなんでいいのかって親に言われたけど

それしか出来ないんだって言い訳した

しょうがない

そう言っても

何がしょうがないのかは自分でも理解できないまま

でも、最初は耐えるんだって

これ以上親に負担はさせないんだって

そう考えていた

はずだった

兄と母の喧嘩

原因は兄が学校に行ってる振りをしてサボっていたことだった

歳の2つ離れた兄

兄は高校2年生

僕は中学三年生の頃だった

僕はもちろん中学で3年間虐められてて限界が近かった

でも2人の喧嘩以来、

もうこれ以上親に迷惑はかけられないと思った

だから無理をした

兄は今19歳

僕は17の高2

まぁ案の定兄はろくに勉強をしていなかったのが仇になり

フリーターだ

だから僕はまともに育っていいとこついて

親孝行するんだって

心に誓っていた

でもそれも一時の感情

今は高二の時の兄と全く同じ

恥ずかしいという感情より

しょうがないの感情が勝った

重大告知！ 2.５次元アイドルグループ○○！(すとぷりじゃないよ) テレビ番組○○出演決定！！

自分が惨めに思えた

歳も差程変わらない人達が圧倒的に上にいるから

ほんとに羨ましいし、

親も幸せなんだろうなって思った

家の親にもそう言う感覚味あわせてあげたかったなって

心から思った

なんで生きてんだろー((笑

いやそれなすぎる((笑

ずっと怖いと思ってたから考えないようにしてたけど

死ぬ時はこの学校で

ぐしゃっ

みんなみんな！！

このお話の続きがあってね！？

実は最初は赤くんで作ってたんだけど

青くんの幽霊になって桃くんと-みたいなの作りたいなって前から思ってたのね？

だから｢これ青くんにしちゃえばいい感じに繋がるんじゃね？｣

って思って作りました！

これは読み切りにするから、また別の連載作ってそっちで幽霊になった青ちゃんを出します！

つまり、今作ってる｢こんな僕でも愛されました｣の連載が終わったら作る

｢俺の人生を変える君との出会い｣ってやつを作ります！

それに出てくる青ちゃん(幽霊)が今このお話で○んだ青ちゃんってことですね！

繋がってるってこと！わかったかい？

わかんなかったら聞いて！！

その前に見てくれるかは知らんけど🙄

じゃ！まったねー！

おついも！

ぐっばいび！