白亜(ハクア) 高二
翔 高二
学校
授業
勉強
友達
普通に飽きた
そんな事言う人がいるけど、そのために 「一」 があると思う
私も 「一」 で変われた
変わらない空気の中 私は彼を見つめる
先生
翔
相変わらず爽やかで、誰に対しても優しくて
彼と、仲良くなりたかった
ーーそんな都合のいい事ある筈もなく、
気がつけば半袖を着ていた
やっぱり彼は何も変わってない
そんな彼を目で追ってしまう
白亜
「一」 を踏み出した意味って、何だったの
翔
突然の言葉に何の感情も抱けなかった
嬉しいも楽しいも
翔
白亜
初めて会話をしたかもしれない
そして気づいた
私は彼に依存していた
その事実に気づいて私は何も出来なくなった
睡眠、食事、排泄、登校
そして夜、私は毎日この公園に来ている
こうして考えられるだけでも幸せかも
白亜
誰か...私の目の前に...
チュッ
白亜
誰かが私の頬にキスをした
翔
白亜
顔をあげると赤面の彼が居た
白亜
翔
翔
翔
翔
翔
白亜
伝えるなら、今しかない
白亜
「好きです」
こうして、私は 「一」 を踏み出した
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