創作まとめ

紅月は面白い人だった。

都での話題や、地方のちょっとした流行りも耳に入れていて 話していて気分がいい。

紅月を知るたびにこいつが鬼だなんて言われてる理由もわからない。

組のこととか、行方不明の仲間とか もうどうでもいい

そのくらいには、紅月のことが好きだった。

明日、気持ちを伝えよう。

ああ、腹が減った。

でも、まだ食べてはいけない。あと少しで一番美味い味になるから。

きっと雪は俺のことを好きになる。もう、かもしれないけど。

明日はご馳走だ。

一緒にいたい。一瞬だけそう思ってしまったかもしれない。

告白だ。チャンスだ。

人への愛を表現するとき、その味はほかの何にも変えられない絶品に変わる。

いけ、今ならいける。動け、からだ…

ﾄﾞﾀｯ