霧弥
バッ(手を離した

???
ガシッ(手を掴んだ

霧弥
えっ?

霧弥
誰、?

霧弥
離してよッ!!

???
グイッ(ひっぱり地面に持ち上げた

???
死んでいいなんて言ってないけど?

霧弥
なん、で、?

奏斗
やっぱりね

霧弥
あーあ、また戻ってきちゃったよ、

霧弥
なんで?どーして俺を止めた?

奏斗
さー?

霧弥
ふざけるなよッ!!
俺が決意したのにッ邪魔するなよッ!

奏斗
ふざけてんのはお前だろ?

奏斗
何が幸せにだよッ

奏斗
勝手に思い込むなよ?

奏斗
お前がいないのにあの子が笑って明日を生きれると思ってんのかッ?!

霧弥
先輩には何もわからねぇじゃん

奏斗
そうだけど?だから何?
わからない俺は幸せ者って?
それだって思い込みだ

奏斗
俺の過去を知っても幸せって言えんのか?
なんもしらねぇ方が幸せかもしれねぇな
でもそれは辛い思いをしてないやつだけな

奏斗
俺も死のうとしたし、
諦めだってずっとしてた

奏斗
それでも、自分が生きるのから逃げたのに、他者の幸せなんて考えられっかよ

奏斗
そう思って生きて繋いできたんだよ
それすらお前にはわかんねぇじゃん
同じなんだよ

他者の幸せが叶うのに自分が関係ないなんて、そんなことないんだよ、
自分がいて、相手がいて、それでやっと幸せなんだろ?
相手の幸せを自分勝手な考えで決めつけるな
霧弥
ごめん、ごめんなさい、ポロポロ

奏斗
ヨシヨシ(。・ω・)ノ゙

奏斗
やっと泣いたね

霧弥
え、?

奏斗
霧弥、ずっと笑ってた
周りに合わせて無理に笑ってた、

霧弥
周りには合わせてませんよ (ニコ

奏斗
それは嘘だね、
それに

奏斗
元々人前で泣くの苦手でしょ?

霧弥
そうですね、

霧弥
泣いてる人を見ると少し羨ましく思ってたんです、

霧弥
僕には人前で泣くなんて出来ないから、どうしてそれが出来るのかなって、、

奏斗
それはね、

奏斗
霧弥が周りより

奏斗
なだけなんだよ

霧弥
我慢上手、?

奏斗
そう。

奏斗
例えば、自分がとても嫌なことがあった

奏斗
その時、どうしようもなく誰かに聞いて欲しくなった

奏斗
さあ、霧弥なら、どうする?

霧弥
言わない

奏斗
それはなぜ?

霧弥
言ったら相手に迷惑かけるから言わない方がいいかなって

奏斗
それだよ、
相手のことを考えて我慢してるんだよ

霧弥
でも、自己中心的な考えになったら周りはきっと…

奏斗
周りは何?
いなくなるって?

奏斗
それも霧弥の思い込みに過ぎない

霧弥
でも、!

奏斗
周りを思うことはいいことだよ?

奏斗
でも、それが霧弥を苦しめるなら、心を壊すのなら、周りより自分を見なきゃいけないよ

奏斗
ギュ(霧弥を抱きしめた)

小さい時、お母さんにぎゅっとしてもらうといつも落ち着けてた
凪もそうだったのかな
霧弥
温かい…(小声

奏斗
上着、着てこなかったの?

霧弥
上着は凪に貸してて

奏斗
待って?!
マクスは?

霧弥
あぁ、ちょっとだったら大丈夫かなってしてきませんでした

奏斗
息苦しさある?

霧弥
少、し、?

奏斗
マスクはっとー

奏斗
あっ!あったあった

奏斗
はい

霧弥
ありがとうございます、

霧弥
結局また死ねませんね、

奏斗
いつか終わりは必ず来るんだからさ、今終わらせなくたっていいんじゃない?

霧弥
居ない方が少しでも多くの人が幸せになる

奏斗
え?

霧弥
そういう経験したから、居ない方がいいって思ったんです

奏斗
まぁ、それならそれでいいんじゃない?

奏斗
別に、霧弥のせいで不幸になる人が100%って訳じゃないじゃん?

奏斗
なら、居た方がいいよ

霧弥
凪は笑っててくれるかな、?

霧弥
翠に迷惑かけないかな、?

奏斗
凪くんは君が居ないと笑顔にすらなれないよ

奏斗
翠、?って子は迷惑かけられる方がいいんじゃない?

霧弥
そうなのかな

奏斗
そうだよ、俺も頼ってほしいしね

霧弥
十分すぎるほど迷惑かけたのにな、

奏斗
それでも霧弥は、この世に1人しかいないから、

霧弥
なら、僕で本当に良かったのかな

奏斗
霧弥だったから良かったんだよ

奏斗
考えてみな

奏斗
もし、

奏斗
霧弥じゃない人が、凪くんや翠くんと一緒にバカやって笑ってたらさ、

奏斗
それは、本当に嬉しいことだと思う?

霧弥
た、ぶん、?

奏斗
嬉しいことも不公平なこともこの世には存在するよ

奏斗
だからこそ、人間らしさが際立つんだよ

奏斗
霧弥の立ち位置も

奏斗
今の生き方が出来るんでしょ?

霧弥
そう、ですね、、

霧弥
死にたさも苦しさも僕しか分からないですしね、

奏斗
そうそう。
だから、全てを無かったことにするんじゃなくて、ちゃんと自分の過去と未来を見なきゃいけないんだよ

霧弥
情緒不安定で、まともな判断ができず、迷惑かけてしまってすみませんでした、

奏斗
迷惑なんて思ったないよ

霧弥
それと、

奏斗
ん?

霧弥
ニコ

奏斗
ぎゅ(手を握る

奏斗
俺は、何度でも君の死を止めるからね

霧弥
それは困りますね、(ニコ

奏斗
俺傍に居るから、泣きたい時に泣けばいいよ

奏斗
否定しないから、言いたい事、言える範囲で言ってね

霧弥
ありがとう、ございます

全てが上手くいかなくてもいい。
生きてることに意味がなくたっていい
霧弥
いつ消えてもおかしくない命に明日を願うのは我儘ですよ、

奏斗
そー?
我儘でも、俺は霧弥の隣に居ないなー

霧弥
先輩って冗談言うの上手いですよね、

奏斗
はぁー

奏斗
これだから鈍感なんだよー

霧弥
はい?

奏斗
俺は霧弥の事…
