Iris
赤組
報われない恋あり
地雷注意
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貴方が命の恩人だから
「体育じゃん早く着替え行かなきゃ!!」
「まじで体育一限とか終わってんだけどー」
みんなが着替えに行く中、1人手紙を書く
赫へ、今どこの学校へ行ってる?
急に転校なんて寂しすぎるよ
連絡返ってこないし心配です
早く会いたいな
桃より_
「なにこれ〜w またあいつに手紙ー?w」
「家知らん癖にw」
「こんなんあいつが貰っても嬉しくないっつーのw」
【ビリッ】
…またかぁ…
「連絡先もってるのに連絡来ないってもうお前嫌われてるからw」
嫌われてんのかなぁ…
「じゃ、俺ら着替え行くからw」
「あー、俺ら優しいからゴミ箱に捨てといたるわw」
「ーーー-??ーww」
【ガラッ】
…ゴミ箱に入れてくれてありがとうございます
【ガサガサ】
早く行かなきゃ行けないのに1人ゴミ箱を漁る
?「ごめんやんかーw すぐ水筒とるから待っといてやーw」
?「はよ取ってこいやw」
関西…弁
白「…誰もおらん…よな、桃ちゃんどしたん」
桃「えぁ…白…さん」
白「白ちゃんでええよ、体育は?」
桃「…出ます」
白「ならはいかな、着替え行こーや」
桃「でも…」
ゴミ箱から出さなきゃ…
【ガサガサ】
どこだろ…おくにつっこんでたよね…
白「ちょ桃ちゃん!?」
【ガサガサッ】
ない…ない…なんで…
青「桃、1回手出し」
桃「ごめんなさい…ごめんなさい…ッポロポロ」
白「大丈夫やって、時間やばいなどないする?」
青「…んー…3人で保健室行こか」
白「じゃあ俺演技してくるわー桃ちゃんよろしくー」
青「ういよ」
-白視点-
桃ちゃんどないしたんやろか…
赫ちゃんが転校してからいじめられ始めてもうて、今日もいじめられてもたんやろな…
【ガラッ】
白「せんせ…」
先生「どうしたんですか!?」
白「ちょっと僕と青ちゃんが体調悪なり始めてもうてちょっと保健室で休んどいてもええですかね…」
先生「えぇいいわよ、誰かついて行った方がいいかしら」
白「いや大丈夫です…」
先生「ならよかったわ…あー…桃さんみてない?」
白「保健室で休んでて、偏頭痛で頭痛なってるらしいです」
先生「わかったわ、顔色も悪いし早く行きなさい」
白「ありがとうございます…」
よーっしかんりょー!!✨️
やっぱ俺演技の才能あるわー♪
青ちゃんやったら絶対嘘バレバレやったんやろな…w
はよ教室行こ…
【ガラガラッ】
桃「お゛ぇ…ゲホッ」
青「大丈夫やでー…サスサス」
白「え、桃ちゃん!?」
青「おぉ白どうやった?」
白「許可は貰えたけど…大丈夫なん!?」
青「極度のストレスやろか…めっちゃ吐いてもとってさ」
白「はよ保健室行かな!!」
桃「ごめんなさッ…ゲホッ」
青「大丈夫大丈夫、もうちょっと吐いても大丈夫やでサスサス」
桃「ごめッ…おぇッ…ゲホッビチャッ」
青「大丈夫大丈夫…サスサス」
白「俺…どうすれば…」
青「とりあえず桃の荷物もって欲しいかも…」
白「わかった…!!」
-青視点-
桃がこんな吐くなんか初めてみたな…
青「移動出来る…??」
桃「出来る…」
青「保健室行こか」
桃「よいしょ…うぁっ…(倒れかける」
青「うぉ、大丈夫?」
桃「うん全然大丈夫…」
青「…っしょ」(姫抱き
桃「え、歩けるって…」
白「グラグラしてたし一応持ってもらっとき」
桃「ありがと…」
-保険室-
保健師「…ストレスが原因ね、赫君が転校したことが色々と引き起こしてるのかもね…」
青「そー…っすよねー…」
白「…でも…さ、僕ら桃ちゃんの近くおれへんからヤバくない…?」
保健師「ストレスがどうにかなくなる方法ないのかしら…」
青「赫が帰ってこんと体調不良は一生続く…と…」
保健師「…えぇ、ストレスが原因なのであれば…」
今膝の上で寝てる桃が、笑える日はくるのだろうか…
桃「…青…?」
青「えぁ、桃、どないしたん、もうちょっと寝とき」
桃「寂しそうな目してる…だいじょーぶ…?ギュー」
青「大丈夫やよ、桃体調ど?」
桃「正直吐き気はまだある…」
青「まだ寝とかなな」
白「なんでも言うてや?」
桃「ぅん、言う…」
白「えらこえらこ…ナデナデ」
桃「…ウトウト…」
青「…寝た…な」
保健師「もうそろそろ一限終わるけど、大丈夫?」
白「大丈夫やと思います…青ちゃん昼頃に3人で早退する?」
青「出来れば早退したいな…」
保健師「先生に上手いこと言っとくわね」
白「ありがとうございます…!!!」
保健師「いえいえ」
【キーンコーンカーンコーン】
青「一限終わったな…」
「青君大丈夫かなぁ…」
「白君も体調悪そうだったよね…」
「保健室よってみる?」
「え、それいいじゃん!!」
青・白「…は?」
保健師「とりあえず桃君だけこっちのソファに移動させましょ!!」
青「よいしょ…」
白「大丈夫かな…」
「コンコン、失礼します…!2人の様子をみに来ました…!!」
保健師「少しだけね?」
「はい!!✨️」
白「おぉ…どないしたん急に」
「心配になっちゃって…//」
心配で照れるやつがどこにおるか…w
「青君大丈夫??」
青「あー…ちょっとしんどい…かなー…」
「ゆっくり休んでね!?」
青「あー…アリガトウ…」
「じゃあもうそろそろ行くね…!!」
白「来てくれてありがとうなー…」
「ううん!!白君達が心配になってきただけだから!!」
カレカノやないねんけどな…
てか桃の心配はゼロかよ…
「てか桃君寝てんじゃん、白君達が寝るべきじゃない?」
「それな?」
白「…もうそろそろ予鈴なんで?」
「わ、ほんとだ帰るねー」
青「はーい」
桃「…ダッ」
青「桃!?」
桃「ゲホッお゛ぇッ…」
保健師「桃さん!?」
白「大丈夫!?サスサス」
桃「大丈夫…です…」
あいつらがあんなん言うから…
保健師「…どうしようかしら…お母さんに電話してもいいかしら…?」
桃「…お…や…」
青「いや、連絡入れないで下さい」
保健師「でもこんな状況ですし_」
白「ほんまにそれだけはやめてください、親が捕まらない程度の暴言と暴力振るっとるんです」
桃「…も、やぁ…」
そう薄く聞こえ目を桃の方にやると耳を塞いで泣いている桃、思い出して泣いてしまったのだろう
青「ちょ、桃!!」
急いで駆けつけると呼吸が早く汗をかいていた
赫という幼馴染の精神安定剤が無くなったことで日々弱っていく桃、流石にもう見ぬふりすることは出来なかった
青「…先生、赫ってどこに住んでるかって知ってます?」
保健師「一応高校は知っているけど…」
白「…教えて下さい…」
保健師「でも保護法で言うのは_」
白「お願いします、何でもしますから」
そう半泣きになりながら土下座をする白、先生もびっくりしたのか特別ね、と苦笑いで言ってくれた
保健師『南高校よ、』
その言葉を頼りに昼から1人で高校まで自転車で走っていった
看病は白に任せ、俺は必死に坂をのぼる
登りきった、と思い顔をあげると大きな校舎があった
早くついてしまったなと思いながら下校時間まで白と電話していた
2、3時間が経った今
赫「…あ…青!?」
青「赫ッ!?」
そこには焦っているやせ細った赫がいた
前までは普通体型だったはずなのに
なぜ急に痩せ細ってしまったのか
青「桃がッ_」
赫「ごめん、名前聞きたくないかも」
青「…は…?」
赫視点
聞きたくない、と言ったら怒り狂ったような返事が帰ってきた
青「お前が急に転校とか言うから桃が体調不良で吐いてるのになんやねんそれッ!!」
赫「怒んないでよ怖いなぁ、元好きな人、いや今も好きな人のことになると青ってすっごく怖いんだからね?」
青「…あのなぁッ」
赫「なんで転校したか知らない癖に」
青「じゃあ今教えろや」
赫「無理」
青「なんで教えられへんねんッ!!」
赫「…親が元気な青にはわかんないんだろうねぇ赫の気持ちッ!!」
青「…は?親?」
赫「親が心臓病で高額の治療費が必要ですぐに病院に行けてバイト先も近い南高校に転校したんだよ」
青「でも南高校はバイト禁止やろ?」
赫「禁止だったら親見捨てんのッ?w スマホも服も売ってご飯もろくに食べてない、そんな赫に何?桃君が大変?こっちの方が大変なんだけどッ!?」
桃君が好きだった
けど、親のためにこの気持ちを殺した
青「今から30分だけでもええから、お願いや桃と会ってくれ」
赫「そんな土下座しないでよ、こっちは今からバイトなの30分も無理だよ」
青「じゃあ電話ッ_」
赫「もう好きってこと諦めさせてよッ」
青「俺の好きを諦めさせるためにお前が必要やねんお願いや…」
赫「もううるさいうるさいッッ!!バイト行くからさようなら」
青「ちょ待てってッ!!」
叫んでも振り向きはしてくれなかった_
白視点
青から電話があった
「赫の親が心臓病でバイトばっか、ご飯も全然食べてなさそう」
という内容だった
色々二人で話しているとベットで寝ていたはずの桃ちゃんが話を聞いていたようでバイトを始めるといい体調が悪いうちはだめと言うも首を縦に振らない
って状態…やんな??
色々ありすぎてもうよくわからへん…
白「とりあえず寝よ?」
桃「でもッ_」
白「大丈夫やから、俺らがどないかする」
桃「…」
白「寝よーや、ちょっとしんどいやろ?」
桃「…ぅん…」
どうしよ
駄作すぎ
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