神ノお気に入り

第29話【訪問】

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

薄暗い家庭にチャイムが響く

??「え~…異神月さん?」《いかみづき 》

？？「はい…」

玄関を開けたのは少し窶れた男性だった

??「貴方が神に娘を攫われたという?」

？？「はい…」

？？「もう…家族の泣く姿を見たくないんです…」

??｢それなら大丈夫ですよ｣

??「我々は地獄界隈の中で三本指には入るので」

幹部「仕事を全うするのみです」

幹部「お互いがんばりましょう」

幹部「異神月 師走さん」

師走「はい…」

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何やら誰かが階段を駆け下りている

？？「あの…」

師走「卯月ｯ!?」

卯月「…」

卯月「質問なんですけど…」

幹部「何でもどうぞ」

卯月「わ…私も!ｯ」

卯月「____になれますか…?」

師走「卯月…?」