青×赫
死要素 有
いじめ
重い足で病室へ向かう
病室の扉を開けると
沢山の管に繋がれた彼女
あんなに可愛い笑顔で、、
丈夫な体ではしゃぎまくる彼女は
一瞬にしていなくなってしまった。
彼女は半年ほど目も開けず、動かないまま
原因はいじめ。
笑顔が取り柄の彼女だが、それを気に入らないやつが出てきてしまった。
俺が悲しまないように笑顔をつくってくれてたんだよな、
貧血、OD……我慢の限界だったか……
もっと早く気づいてあげれば、
俺が変わってあげられれば……ッッッ、
1ヶ月の出張で家をあけていた
その間にいじめに合い、彼女は狂った。
あんなに綺麗で可愛らしかった部屋は
血と薬、テッシュなどで荒れている
俺が好きだった部屋の香りは
血の匂いで消されてしまった。
彼女が倒れてからは病院で安静に。
おかげで細く筋肉もなくなってしまった。
青『りうら。まろだよ聞こえる? 』
ぴくっと瞼が動く。
赫『ッ………』
何か言いたそう……もう喋ることも出来ないんやな、…ッ。
ベットの横にある棚の瓶に
1本の赤い薔薇を入れる
青『りうら…愛してんで。』
赫『…ッぁろ………』
青『え…、ッり…ぅ 』
赫『ッ、ぁ……い』
赫『し……ッてるッ、……』
青『う”ぁッ……泣』
青『り”ぅ…ッッッ”ら、泣』
『まろ愛してる』
これがりうらの最後の一言となった。
久しぶりに聞いた声は酷くかすれていて
苦しそうな声だった。
コメント
5件
初コメ失礼します!!! めちゃめちゃ感動してますやばいです いつも神作をありがとうございます😭😭😭
気軽にコメントどうぞ🙌🏻🤍 一言でもがち嬉しいです🫶🏻💞