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初コメ失礼します🙏🏻‼️ もうストーリーが好きすぎます…!!太が複雑感情抱えてるの好みドンピシャすぎて🥹💕 とにかく最高でした!!!🫶🏻
初投稿です💦
文ストの投稿をさせて頂きます🙇
ポトマ抜けてからの再会です
横浜のある所
辺り一面何も無く只広い綺麗な海があった
其処は綺麗で堪らないのに
知名度は無いのだ
私は、今日も探偵社を抜け出し
己を海へ投げ出した
海の中は迚も暖かく心地良い
息をする間も無く瞳が閉じる
思考が遮断される
「はあッはっは..」
薄れゆく意識の中
誰かの息遣いが聞こえる
重い瞼が反射的に開く
太宰「…、君」
瞳が水で霞め
視界がはっきりしなくとも相手は判る
相手が誰なのか認識した途端
思わず笑みが溢れかけた
中也「まーだァ自殺ばっかりしてんのか」
中也「良い加減諦めろよ」
太宰「わあー中也!!久しぶり!」
私は髪を掻き上げ中也に向かって微笑んだ
太宰「よっぽど暇なのだね!!笑」
中也「ちげーよ、勘違いするな青鯖野郎!!」
中也「仕事帰りで此処の海に寄ったら手前が沈んでたんだよ…クソッ」
中也は軽く舌打ちし、視線を逸らした
太宰「普通態々来る?こんな海、笑」
太宰「若しかして私が抜けた時から時々此処に来てたの?笑」
私は中也の反応を一瞥する様に楽しんだ
中也「おう」
太宰「!」
少し、予想外な返答だった
胸が圧迫されているかの様な感覚だった
太宰「…へぇ、意外だ」
太宰「私の事探してたの?」
中也「…そうだよ」
中也「…なんてな!!、笑」
苦笑混じりの笑い方
中也が嘘を吐いてる時の笑い方だ
ホンットに…世話が焼けるよ
でも、そういうの
太宰「…寂しかった?」
嫌いじゃないよ。
中也「ッは!?」
中也「てめッ…自惚れんじゃねーぞ!!」
太宰「ふーん、残念」
太宰「私は結構寂しかったのだよ?笑」
中也「…うっせ、莫迦」
少し照れてる様なそんな反応
本当に、____だなあ
太宰「そうだ、私の家寄らない?」
中也「此から又仕事」
太宰「えー」
中也「じゃーな」
中也「次会うなんて無ければ良いがな」
太宰「もう、酷いな全く、笑」
海のザーッと流れる音が響き渡る
二人の足跡の内一つが
海によって消される
太宰「…行かないでよ」
誰にも聞こえない声で
君に囁いた。
私が云える台詞では無いのに
先に行ってしまったのは私の方なのに
如何して、
胸がこんなに苦しいんだろう
久しぶりに会えて嬉しかったのは
私だけなのかな
私だけが四年間、君の事ばかり考えてたのかな
私だけが、
こんなに君の事好きなのかな。
気付いてよ、