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届かない。
なんで、
こんなにも、僕は…
貴女のことを愛しているのに。
僕がグズでノロマなタコ野郎だから!?
だから、貴女は僕に振り向かない…?
「ねえ、なんとか言ったらどうなんです!?」
「んーーーっ、」
目の前には苦しそうにもがく彼女。
嗚呼、憎い。僕の想いに気づかなかった貴女が憎い。
嗚呼、愛おしい。僕の判断一つで生死が別れる彼女が愛おしい。
なんで哀れで愚かなのでしょう!
「っはは、生憎僕はそういう経験がないのでね…痛くしても文句はなしですよ?」
目の前に晒されるグロテスクなものに彼女の目が見開かれわかりやすく冷や汗が溢れる。
そろそろ息ができなさそうなので口に巻いていた紐を外し、彼女の美しい声を耳に入れる。
「…っ、サイテー!」
久しぶりに聞いた彼女の美しい声は、ヒステリックに、ストレートに僕を罵倒するものだった。
「最低…ですって?僕の気持ちを踏みにじった貴女の方が最低ですよ」
「それは気づかなくて… 」
「ふふ、言い訳をする悪いお口は塞いでしまいましょうか。 」
言葉を紡がれる前に口付けする。
舌を入れてかき乱せば息ができないのか苦しそうに藻掻く彼女。
酸欠になろうとも離してやるもんか。
人間とは可哀想ですね。海に入れば酸欠になるのに、こうやって口を塞ぐだけで陸なのに酸欠になる…
口の端から出てくる唾液さえ愛おしい。全て僕のものだ。
そろそろ僕がきつくなったので口を離す。そして彼女の口の端の唾液を舐めとる。
ふふ、口付けをしただけでそんなにだらしない顔をして…
「期待、してますよね?」
息が上がってまともに会話ができないようだ。可哀想に。
ゆっくり彼女の服を脱がしていく。
必死に抵抗しているが僕に叶うわけが無い。
下着姿になった彼女の写真を撮る。
目を見開き消してと懇願してくる彼女。
「これをマジカメにアップするのもいいですね。どうですか?消して欲しいですか?それでは条件があります。」
「…っ、なんでも、する…」
嗚呼、なんて哀れでお馬鹿さんなのだろう。
条件も聞かずに…ほんと、愛らしい。
「そうですかそうですか!では…
僕と今から、交尾しましょうね。」
素早く下着を脱がす。
抵抗しようとする腕をベットに縫い付け抵抗できないようにする。
「嗚呼、美しい…」
思わず見とれてしまう。
おっといけない、僕も脱がなくては。
既に脱いでいたズボンの横にシャツを乱暴に脱ぎ捨てる。
今は一刻を争うんです。
美しい胸の膨らみに触れれば身をよじらせる。
しつこく触れば股を足で擦り合わせている。
…可愛い。
あえて触っていなかった乳頭を弾くように指で挟めば声が出る。
しまったと顔を青くしているがもう遅い。
「…弱いんですね。」
舌で転がすように舐めると声を抑えつつも小さく喘ぐ。
可愛い。非常に可愛い。
「さて、ここを弄るのも楽しいですが…下の方も可愛がってあげないとですね。」
「ま、ちょ…そこはっ…!」
急いで閉じようとする足を手で固定する。
興奮していたのか、流れ出る液体。
それさえ愛おしくて思わず舌で掬いとる。
「ひゃぁっ」
今度は大きな声で喘いだ彼女。
これは…触るよりも効果があるのでは?
舌の先で焦らすように舐めればそれに対応するように喘ぐ彼女。
…すごい、僕も興奮してきた…!
粘りつく液体を舌なめずりする。
ピクピク痙攣している彼女。
もしかして…
「なにも挿れてないのに…イってしまいましたか?」
「ああ…っ、」
恥ずかしそうに顔を赤くする彼女に高笑いが止まらない。
「そうですかそうですか!」
いきなり挿れて奥を突けば隠しもせず最早叫ぶ声量で声を上げる。
「まあ゛っでぇっ、ゔあ゛っ、あああっん」
涙目で喘ぐ彼女に段々と大きくなる。
ピストンを続けていれば僕もイきそうになる。
途中で避妊具をつけていないことに気づいたが…
「まあ、孕んでもらいましょう…かッ」
「やぁっ!りゃめぇっ、」
「ナカ、出します…ねッ」
「やぁっ、ああああああっ!」
彼女が先か、僕が先か、同時だったかはわからないが果てた。
「…貴女も、なんやかんや快楽に身を委ねてましたよね?」
「そんな…っこと…」
「そもそも僕は契約するとは言いましたけど契約書にサインはしてもらってない…貴女は抵抗しようと思えば出来たはずだ。」
「それ…は…」
「それに、まだ…興奮しているのでしょう?」
未だに濡れている部分に触れればカッと顔を赤くする彼女。
「貴女が望むのならば、いくらでも差し上げましょう。ただし、僕の愛を今度こそ受け止めてくださいね。」
さあ、契約書にサインを──────