(*⁰▿⁰*)
フォロワー様20人突破いたしました〜!
皆様本当に感謝です…!✨
そして、あけましておめでとうございます!今年も何卒宜しくお願いしますっ!
今回アイスバースのご説明を軽くさせていただきます!(スクショですが…💦)
こんな感じでございます…!
しろキャメです!それでは本編へどうぞっ!
“アイスとジュースは結ばれない”
そう世間では言われている。
だから、この恋もきっと叶わない。
このお話は『アイス』の俺(キャメロン)が『ジュース(しろせんせー)』に恋をした物語。
ピンポーン
🍈「はーいっ!今行きます〜!」
急ぎ足で玄関に向かう。
ガチャ
👾「よっ、遊びに来たで!」
🍈「へぁ…?」
急なせんせーの登場にぽかんっと口を開け唖然としてしまうキャメロン。
👾「ちょっwそんな驚かんといてやw」
🍈「だ、だって…!急に来るなんて思ってなかったんだもん…!」
🍈「(しかも好きな人が…!//)」
顔が赤く染まり暑くなってきてしまった。今からでも顔から湯気が出てきてしまいそうだ。
🍈「と、とりあえず中入って…!」
👾「おじゃましま〜す」
靴をしっかり揃え、家の中に入るしろせんせー。
👾「お〜、久しぶりに入ったわ。キャメの家」
🍈「確かに、最近はメンバーのみんなで外食がほとんどだったよね〜」
👾「あれはあれで楽しいんやけどなw」
🍈「まあねw」
そんな感じで世間話を続け、気づけば時間が経っていた。およそ2時間半くらいだろうか。
👾「〜w」
🍈「…あ、結構時間経っちゃったね」
👾「な、時間経つの早いな〜」
シーン…、と部屋が静かになる。
👾「…なぁ、キャメ」
急にせんせーの雰囲気が怖いほどに変わる。
🍈「…ん?」
🍈「(俺…何かした?)」
なんて、不安になる程恐怖心が襲ってくる。
👾「キャメは…俺のことどう思ってる?」
真剣な顔をして、こちらを見つめてくる。
🍈「…」
急な質問に声が出てこず、黙り込むことしかできない。
それに、俺は『アイス』だ。もしせんせーが『ジュース』なのだとしたら、せんせーが俺のことを好きなのなら、俺は死んでしまう。
👾「…あっ、ごめん、びっくりしたよな」
🍈「え…ぁ、こっちこそ黙り込んでごめん…、」
重い空気の中、せんせーはまた口を開く。
👾「キャメは男同士の恋愛とか…どう思う?」
🍈「う〜ん、別に抵抗とかは無いよ?」
👾「そっか…w」
2時間半の雰囲気はどこへ行ったのか。そう思える程、空気が冷たく感じる。
🍈「せんせーは…好きな人とかいるの?」
👾「っ…w 」
🍈「!? なっ、なんで笑うのっ!」
👾「いや?w 質問の仕方おもろいなってw」
🍈「〜っっ、」
恥ずかしさのあまり、また顔が赤くなってきてしまった。
👾「ちょっw 顔真っ赤やで?w」
ピト
🍈「ひゃあ…!?」
情けない声を出してしまった、そう思いせんせーの方を見る。
👾「キャメ…お前顔少し冷たいで?」
🍈「へ…」
そりゃそうだろう。なんせキャメロンは『アイス』なのだから。
『アイス』の人間は一般の人間とは体温が違い、低い。それに、キャメロンは自分が『アイス』だということを秘密にしている。
🍈「そ、そうかな…? 部屋に暖房入れてなかったからかもw」
👾「だったら俺の方が顔冷たいはずやろ。」
👾「外いたんやから。」
🍈「…ごめん」
👾「なんで謝るん?」
もう言い返す言葉が無い。
もういっそ、言ってしまった方が良いのだろうか。楽になれるだろうか?
“悲しんでくれるだろうか”
でも、それはせんせーが『ジュース』だったらの話で…
………………。
すべてが妄想なのだ。
👾「……メッ!」
👾「…キャメッ!!」
🍈「え…?(ビクッ…」
👾「きゅ、急にどしたん?」
気づけば手が震え、息が荒くなっていた。
🍈「い、や… なんでも、ない…」
👾「なんでもなく無いやろっ!」
せんせーは俺の肩を強く掴み、小刻みに揺らす。
🍈「ほん、とに…なんでもないの…!」
🍈「ただ最近、ちょっと…ボーっとしちゃうんだよね…w」
👾「…」
👾「いい加減答えろや。」
先程よりも強く、俺の肩を掴む。
🍈「いっ…」
自分が『アイス』だなんて、言いたくない。
自分のこの気持ちも、いつまでも押し殺したくない。
この機会を、見逃したく無い。
👾「なぁ、キャ…」
🍈「せんせー。」
決めたよ。俺。
🍈「俺、せんせーのこと…」
振られても良い…。
ただ…
“この気持ちを伝えたいだけだから…”
🍈「…ッ、好き…なの」
👾「…ぇ?」
🍈「ごめんっ…、気持ち悪いよね」
👾「そんな訳ッ無いやろ…!」
👾「だったらあんな質問せんわ…!」
🍈「…?」
👾「俺も…、キャメのこと…好きやねん」
…へ?
たった一言。せんせーから放たれた一言で。
気づいたらせんせーの胸に飛び込んでいた。
🍈「、うッ…ぐすっ…」
🍈「俺たち…両思いだったんだね、」
👾「そうやな…w」
顔に涙がつたる。それと共に…
少しずつ、身体が溶けていく。
🍈「…ぁ、」
👾「!?」
👾「キャメッ!?どしたんや…!」
🍈「せんせー…、」
痛くない。ただ、せんせーの温もりだけがわかる。すごく暖かい。
🍈「俺…”アイス”なの、」
秘密なんて、もうどうでもいいとさえ感じる。今は嬉しさ、死へ向かう恐怖がちょこっとくらい。
👾「じゃあ…、俺…”ジュース”なんか?」
👾「キャメを…俺が殺すんか…、?」
せんせーが涙をこぼし出す。
👾「こんな…、つもりじゃ…」
🍈「せんせー、…」
🍈「俺は…、気持ち伝えられただけで幸せだよ」
🍈「…ありがとう、」
👾「キャメッ…」
嬉しかった。幸せだったこの3分間。
🍈「俺の分まで…楽しく、生きてね」
キャメは最後まで俺を責めなかった。
そういうところが大好きなんだよ。
キャメの言う通り…楽しく生きてみせる。
上で見ててくれ。キャメ。
——————
end
終わりです…!なんだか久しぶりに書いたので、いままでより文才が終わってますね…泣
(いつかリベンジしたいな…!✨)
こちらの作品は更新が🐢さんなので、気長にお待ちいただけたら、と思います…!
それでは次のお話で〜!
コメント
2件
アイスバース初めて読みました…!最高すぎます!💘