あほらし、♡
桃黒 ¦ nmmn ¦ メンヘラ × クズ × 共依存
俺の彼氏は俗に言うクズ 。
なんなら浮気している 。
でもメンヘラで独占欲が強い俺はどうしても嫌いになれない 。なんならそんな彼を好きになってしまう 。
こんなふうに思ってしまうのは可笑しいと分かっている、けど1度ターゲットにしちゃった獲物は逃がしちゃダメだから、とことん愛さないとね?_♡♡
「 遊び行ってくる ~ 」
「 っ、今日は誰と、? 」
「 え、女と? 」
「 そっか、分かった 。 行ってらっしゃい 」
「 ん、ないこ 。ちょっと前でて 」
「 ん? 」
その瞬間、彼は俺に口付けをした 。
「 行ってくる 」
分かってる 。相手がクズなんだって 。女と遊びに行ってる時点で浮気なんだって 。でも久しぶりに口付けをされてしまい、興奮状態になってしまった 。
嗚呼、_ 帰ったら覚悟しといてね?、♡
「 ただいま ~ 」
「 っ、おかえり、♡ 」
「 ないこ…? どしたん気色悪いで 」
「 気にしないで、! 」
「 んっ、!? 」
俺は隙を狙い、注射を刺した 。
「 ごめんね、♡ 少しだけ眠っててね 」
「 ん、~ ? 」
「 おはよう、あにき♡♡ 」
手錠に首輪、…? ここ何処や…
「 なぁ、ないこ … これ外してや 」
「 無理に決まってんでしょ? 」
「 ひっ、… 」
「 ねえ、あにき 」
「 なんや… 」
「 あにき、自分がクズなの自覚してる? 」
「 はっ、… 」
「 自覚してないのか ~ 、ふーん? あにきさー、俺という彼女がいながら女と遊んでんだよ?ははっ、クズの極まりだね。あほらし 」
そして、そのまま俺の首輪に付いているリードを引っ張り、ないこの顔に近づけてきた 。
「 だけどさ、俺ね、あにきの事大好きなのっ、この世で1番 。だから、そのクズな性格治して俺しか見えないようにしてあげるっ…♡ 」
「 いっ、… やだ 」
「 拒否権なし ~ ♡♡ 」
は~、やっと堕ちた♡♡
「 ないこ ~ ♡♡ 俺ないこしか見てへんし見れへんで、♡ ね、俺えらい?♡ 」
「 うん、偉いよ 。 俺あにきのこと愛してるから偉い子のままでいてね、♡♡ 」
「 分かった、♡♡ 」
これが俺の理想絵図…♡♡
クズが壊れちゃうなんて、あほらし、♡♡
コメント
1件
え、初コメ失礼します!やっぱ、黒受けいいですね~てか書き方うますぎ⁉ ちょっと、フォロー失礼しますね!!!これからも頑張ってください!