韓朝兄妹のお話
⚠️結構ドロドロしてます⚠️
めちゃくちゃ健全な兄妹愛を書こうとしたらおかしな方向に進んで戻らなくなりました
あれ…?でもドロドロも良い…✨となり出来たお話です
あんまり面白く無いのに長いので
読むことはお勧めしません🙃
韓→🚹 朝→🚺
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僕には、双子の可愛い可愛い妹がいる
いつでも、どこでも僕の1、2歩後ろをちょこちょこと着いてくるのがまた愛おしい
僕と妹は瓜二つで、同じ国旗だ
今日は新年の始まりの日
「兄さん…似合ってる…かな?」
写真撮影用のチマチョゴリを来た朝が、くるりと回って嬉しそうにしている
「朝はいつでも最高に可愛いよ
でも今日は一段と可愛いね」
そんな幸せそうな妹の顔を見るのが僕の日課であり、生きがいでもある
妹を守るためにも国として、兄として、やる事は沢山あれど頑張ってこれている
それも全部この可愛い妹のおかげなのだ
「朝、お腹減った?」
夕方頃写真撮影が終わった僕らは遅めのお昼、いや早めの夜ご飯を食べに市場へ行った
妹の好物だらけの市場では、ついつい財布の紐も緩んでしまう
「……気をつけよう…」
随分財布が軽くなってから反省をした
でも、それでも、この可愛い妹の笑顔が見れるならなんて安いものだろう
お腹を満たして、写真撮影もあり疲れてしまった今日はもう寝ることにした
2人でひとつの布団に入る
(あったかい…)
「兄さん」
「ん?」
「市場の焼き鳥、美味しかったね」
「朝は好きだねぇそれ」
「えへへ……私、わがままかな?」
「いやいや!もっと甘えていいんだよ?」
「じゃあ……」
口元にそっと手を当てて
微笑みながら囁くように…
「大好き」
キュッと胸の奥が熱くなるのを感じる
朝はきゃーと照れくさそうに目を細めている
ーこの幸せが味わえるのならー
僕はなんだってできるんだろうな…
今日撮った写真の数々を思い浮かべながら
僕は人生で何度思ったであろうことを再確認したのだった
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辛い時こそ幸せな記憶がフラッシュバックするもので、幼少期の記憶が鮮明に映っていた
「夢……」
夢は残酷だ
脳が勝手に、都合のいいものばかり見せてくる
いつしか朝は変わってしまった
僕らが引き離されたその日から
もしかしたらもう僕の知っている朝は居ないのかもしれない
僕らはもう敵国同士になってしまった
攻撃をしなければいけない
○したりもしなければいけない
それが辛くて、愛おしくて、辛くて
大切な妹を傷つける奴から守るのが僕だったのに、今度は僕がそっち側になるのか
毎日吐き気と頭痛に悩まされる
それでも妹からの攻撃は止まないし、
心做しか妹は戦いを楽しんでいるようにも見える
あんなに心が優しい朝が…
でも嬉しそうなんだ
僕にはそう見える
僕は妹を愛す事を辞めない
辞められない
今では”大好き”が呪いになってしまった
こんな状況でも僕は妹をどうしようもなく溺愛している
呪いと辛さと戦争で頭がおかしくなりそうな日々
ー妹の幸せのためなら、なんだってできるー
いい意味でも、悪い意味でも…
これ以上ない呪いかもしれない
これが僕らの愛の末路?
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兄さんに、呪いをかけた自覚はあった
ただ、だんだん何かに取り憑かれて、自分でも制御が効かない
「兄さん…兄さん…兄さん!!」
愛が加速するほど、傷つけたい気持ちも増していってしまう
これはなんなんだろうか
否、自分でも分からない
これは誰…?私なの?
どんどん蝕まれていく
『それは”本物の愛”だ
お兄さんはきっと受け入れてくれるよ』
誰かが言った
そうか…なら…
きっと兄さんは受け入れてくれるに違いない
この気持ちは正しかった…!!
だから真正面から受けって貰おう
あの頃のように微笑む
「兄さん、大好きだよ」
いつしかの写真を大切に握りしめて
今もきっと私を想っているであろう兄を想う
まさにこれは相思相愛
コメント
1件
今見たらすごく深夜テンションだ…‼︎