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第9話【嫌な予感】
ようやく独り目の人の体にメスを入れた
吐いた
次はその切れ目を開いた
吐いた
其の次は臓器を取りだした
吐いた
又其の次は2人目の人の皮膚と爪を剥いだ
気絶した
もう私の体の中から汚物という汚物が出たため
綺麗な状態だろう
不思議と腹も減らない
眠気もない
確実におかしくなってきていることを実感する
勿論目を覚ました場所は
罰の執行場所
感情を殺すことへの執着心が
精神がすり減ると同時に上がって行ったその頃
私は何か大事な事を忘れて言っている気がした
精神も安定してないし
気のせいだと思うことにした
今はそれどころでは無いから
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