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家族だなんて思いたくない。
どれだけクズでも、どれほど憎くても、産みの親は僕にも居る。
血の繋がりがない貴方達よりも、血の繋がりのある人達を僕は愛しておきたい。
相手が自分のことを愛していなくても、
好きで居たい。
愛して居たい。
忘れないでくれ。
お願いだから!
「僕にだって親は居ました。」
「愛されなくても、殺されかけても、捨てられたって!!」
「親は…親は!!」
「でも、そうだよな。 もう、愛されてないんだもんな。」
「憂京くん。」
ビクゥッ
「へぇ?」ポロポロ
「泣いてるよ?」
ハッッ
ゴシゴシッ
「人はね?悲しいから泣くんだよ。」
「怖いから泣くんだよ。」
「その人が、好きだから泣くんだよ。」
「憂京くんのその涙は、憂京くんの両親の人だけへの涙じゃないと思うな。」
「そんな、ことないぃ」ヒックヒクッ
ギュッ
「ふぇ?」
「な、ヤダヤダ、離してぇ!」
「……………..。うん、ごめんね。」
……?
なんか、、。
「憂京くん、もう寝よっか。」
寂しそうだった?
ー次の日ー
「憂京くん、起きてー!」
「んうぅ」
「おはよ!」
「…おはようございます。」
「眠そうww」
チラッ
なんか、元気、ない?
「ど、どうかしました?」
「え?あぁ、連のこと?」
コク
「昨日の夜、憂京くんが寝てからずっとそうなんだよね。」
僕、のせいなのかな?
だとしたら……………..。