この作品は(多分)マニアック?よりの百合作品です。苦手な方はお逃げ下さい。
歪んだ百合も美味しい
いつもの放課後。
私はとある空き教室に行く、誰も近づかない
私達の秘密基地。
そこには私の大切なお友達が待っている。
友達と言う言葉では括りきれないぐらいの
それ程大切で可愛いお友達。
彼女は私に気がついたら、微笑んできた。
夕日と相まってとても綺麗だ。
でもそんな彼女を私は今から汚す。
綺麗で可愛いそんな彼女を汚すと考える
それだけでゾクゾクしてたまらない♡
「ねぇ…お昼ご飯ちゃんと食べたよね…?」
「うん…食べたよ…それが何かあるの…?」
「勿論」
私は彼女のお腹に軽く拳をぐぐっと入れた。
苦しいよね?もっと力を入れちゃおう!
「んッ…ッ…?」
「まだ消化しきってないよね?苦しい? 」
「ぅ”ッ…ふッ…ま”っ…て…」
「いいよ♪吐いちゃえ♡吐いちゃえ♡」
「ぇ”ッ..ハッゔェッぉえッ…ェ”ッ」
綺麗だなぁ…♡こんなに綺麗な体で可愛い子
からこんなにも汚いのを出すんだぁ…♡
可愛いなぁ…もっともっと苦しんで
汚れてほしいなぁ…私だけの大切なお友達
───────────
こうなった理由は中学生の時にあった。
体育の授業で持久走をしていた。
体が弱い彼女は、ただでさえ辛かっただろう
でも私は「一緒に頑張ろう」そう言った。
そしたら…
「お”ぇ…」
「えっなに?」
「うわ吐いてる」
「持久走で?」
彼女は限界だったのだろう。
吐いてしまった。周りがヒソヒソと話して
誰も彼女を助けようとしない。
それがとても惨めで可哀想で
とても可愛かった。
ずっと我慢してたの?私が「頑張ろう」って
言ったから?分からないでも、ぼそっと口に
出してしまっていた。
自分にしか分からない、誰にも分からない様な小さな声で私は「きれい」って。
「ごめんねッ…ごめんなさッ…」
「ううん、大丈夫だよ、私こそごめんね。」
安心したのだろう、倒れ込んでしまったから
保健室に運んでおこう。
────────
「はッ…はぁ…はぁッ…」
「大丈夫?おちついた?」
「(そうだ…私…倒れたんだ…)」
「ごめんね気づかなくて…無理させちゃった」
「ううん、大丈夫…私もごめんね… 」
「体弱かったんだよね…これからはちゃんと
君の事を見るね」
「(良かった…今まで通りだ、引かれると思ってた…良かった…嬉しい)」
「これからは私の前では我慢しないでね」
「…うん」
────────
「おはよ」
「おはよう」
「ご飯ちゃんと食べた?」
「食べたよ(過保護になってる…)」
「体調は?」
「今日は…」
「体調悪い?それとも昨日の事?」
「そうじゃないけど…昨日から生理が始まったから…」
「へ〜重い方なの生理?」
「薬飲んだから大丈夫だとは思うけど…」
「一応安静にね」
「うん」
「…見たい」
「えっ?」
「君の血」
「えっ…きっ汚いよ…なんで…?」
「お願い!君の全てを知りたいの!
大丈夫だよ…君はきれいだよ…」
「……わっ…分かった……..」
「嬉しい」
それからあの子は恥ずかしい事や汚い事を
定期的に要求するようになった。でも私は
受け入れた。あの子が私を求めてくれている
そう考えたら、とても嬉しかったから。
────────
「もう受験かぁ〜」
「確か…推薦貰ってたんだよね…」
「そうだよ」
「私もッ同じとこ行くから、頑張るから….
高校でも一緒にいて…」
「ずっと君が一番だよ、離れてても絶対
会いに行くよ」
「ありがとう…///」
「(これからもずっとあんな事できるんだ )
…待ってるからね♡」
────────
「…って感じでぇ私の気持ち考えてくれないのッ!」
「うわ〜だめ男じゃん、顔だけじゃ駄目だね」
「最近はどーなの?彼氏とは」
「確か別れてたよね?」
「うっそー!いつ?何で
教えてくれなかったの!?」
「うるさいだもーん」
「ひっどーい!!」
「ほら〜うるさい」
「終わる時は終わるもんなんだね〜」
「あーうるさいうるさい」
「あそこのグループとは一生気がしないわ」
「そうだよね〜住む世界が違うからね… 」
「…誰とでも仲良く慣れて凄いなぁ…」
「えっ?」
「どうしたの?誰の事?」
「ううん、何でもないよ(一番は私だから)」
コメント
1件
終わって無い話あるのにッッッッッッ!!