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よかったねぇ。剣持
ついに最終回がやって来ました、、
今まで皆さんいいねやコメントありがとうございました
本当に励みにつかながります
今回は最後ということで話が長めになっております
それではどうぞ
ー剣持視点ー
「もちさんっっ」
後ろから誰かに呼び止められる声がする
以前事務所で子どものような元気な声でかけられた時とは違って
すごく悲しそうで苦しそうでその中に少し怒っている声色の甲斐田くんだ
「もちさん、、、良かった、間に合った、、」
後ろにいるのはホストは見た目が大切であろうのに髪が乱れて汗をかいて服も汚れている不破くん
きっと僕を見つけるために僕のために行動して探してくれたんだろうな
「剣持さん、、、無事で良かった、、」
不破くんの横にいたのは
唯一僕が居そうな手がかりを何ヶ所か知っているであろう社長だ
以前ここの話をしていたのを思い出したのだろうか
「えっと、、皆さん揃ってどうしましたか?」
「どうしたもないですよ剣持さん」
「もちさん、、そこは危ないっすから俺たちと一緒に帰りましょ」
「、、、」
「まだ僕もちさんと沢山活動したいよ」
「剣持さんまたいつもみたいに私たちにお得意のトーク力で怖気させてくださいよ」
「また俺たちにもちさんの話聞かせてくださいよ」
「、、、、」
「剣持さん/もちさん 、、、?」
「うるさいうるさいどうせ今帰って仲良ししたってどうせその後は、、数年後には他人のように僕のこと忘れたり置いていくんでしょ」
「剣持さんそれはちg」
「違わないんですよっ、、、もう二度と傷つきたくないんですよ それに僕がいらないことだってわかってます、いらなくて当然、こんな僕なんて初めから産まれていなければ良かったんですよ」
しばらく沈黙が続いた
やっぱり僕のこと助けてくれないか、、
と期待した僕がバカだと思い少し悲しくなった
くるっとみんなから背を向けて川を見下ろす
「じゃぁ、そういうことなのでこんな僕は行きまs」
「もちさん俺らのこと信じれないんすか!?今まで一緒にやってきたじゃないですかもしもちさんが今ここで死ぬなら俺は一生もちさんのことを怒ります それは俺が死んでもですもちさん俺たちと一緒に帰りましょ、、、お願いだよ、、もちさん、、」
不破くんの目から涙がこぼれていた
彼は僕のために泣いてくれている
こんな僕なんかのために
「俺嬉しかったんですよ、俺がご飯を無理に食べようと頼んだけどもちさん俺のこと思ってくれてご飯を一緒に食べましたよね?たまには、、もちさん俺に頼って下さいよ」
「でもそんなの迷惑ですよ」
「迷惑じゃないっ!!!迷惑じゃないんすよ、、、頼ってくれるってすげぇ嬉しいんすよ、、もちさん」
不破くんが言ってくれたのはすごく嬉しい
でも心の奥で何かが不安でまだ怖くて震えている
「でも、でも、、」
「剣持さん、、、あなたはまだ子どもなんです よ いいえ、、、大人になったとしても私はあなたを自分の子どものように守りたいですし相談にのります いつまでも一緒にいます」
あの社長が目をうるうるしているきっと大人として涙を抑えているんだろうな
「でも、、」
「もちさん僕のこといつもバカにしたりいじってきたり、、、でもそれがどこか暖かくてそれにこの前僕が悩んでいる時にもちさんが何かあったらちゃんと相談してくださいって言ったこと覚えてますか?優しくてふざけたりしているけどちゃんとするところはちゃんとケジメをしていて周りをしっかりと見ていてそんなもちさんが僕は大好きだし これからも一緒にいたいです」
甲斐田くんはいつもはくよくよしているのに
こういう時は真剣な顔で僕に向き合ってくれている
「でm」
「剣持さん/もちさん
私/僕/俺 と一緒に帰りましょ?」
僕は自然と涙が出た感情があり溢れてしまっているからか
力が抜けてしまい立っていた橋の手すりから崩れ落ちた
その時落ちそうになったが
危機一髪で甲斐田くんが助けてくれた
甲斐田くんその後社長不破くんが僕を優しく抱きしめてくれた
「僕、、、僕、、グスッ」
その後は子供のように大声で沢山泣いた
全てを吐ききっている間3人はずっと頷いてくれた
僕は吐き終えると子供のように寝てしまった
僕はその後病院に行き治療を始めた
もちろんしばらく活動は休止した
リスナーはみんな心配してくれた
・無理すんなよ
・しっかり休めよ
・剣持愛してるぞ♡
・いつでも待ってるからな
・少し寂しいけど俺らは剣持が生きてくれるなら何でもいいだよ生きてくれてありがとう
休止中ライバーのみんなや友達は時々メールをくれたり遊んだりした
家族は時々旅行などで家族仲を深めた
もちろん犬とも一緒にだ
月日は流れすっかり元気になった
時々体調やメンタルが前に戻る時もあるが
今の僕には信じ合える仲間がいる
僕は久しぶりの配信をするためパソコンに電源を入れ配信の名前を
にして待機所を作る
するとろふまおメンバーからLINEが来た
「もちさん頑張ってね応援してるで!!」
「剣持さんゆっくりでも大丈夫ですからね」
「もちさん深呼吸して肩の力抜いてくださいね」
アハハww
相変わらずみんな優しいな
みんなにありがとうございます 僕のこと誰だと思っているんですか?あの剣持刀也ですよ!?僕ならもう大丈夫です
と返しLINEを閉じる
待機所のコメントを見ながら思い出す
以前の僕は人から離れられるのではないかと思っていた
でも本当は離れていたのは僕だった
学年が増していく度に臆病になってしまって
話してかけてくれてもいつも脳裏に離れてしまうという恐怖でいっぱいになり
自分から無視したり連絡を切ったり、、、
安心出来る関係が欲しくていつも相手を試すような動きをしてしまってたんだ
でも今の僕は違う
安心出来る仲間がいる
時計を見ていつも通り10分を越すのを確認する
そして喉の調子を確認し
開始するボタンを押す
最後まで読んで頂きありがとうございました!今回が初めての投稿だったので色々なトラブルがありましたがなんとか終わることが出来ましたまた作品を書いていくつもりなのでこれからも見てくださいねこんな話がみたいなどありましたら是非教えてください!!大歓迎です
後よろしければいいねとコメントをお願いしますm(_ _)m
では皆さんいい夜を〜