コメント
1件
◆◆◆
電車 、、 早く来てくれないだろうか 。
家に帰って 彰人さんの 歌声をただ只管聴きたいんだ 。忘れたいんだ 。 今日の出来事を 。
何故 俺は 、チケットを 、、??
自分 の 失態を思い出しては 涙が 溢れてきた 。
「 ふ、ぅ” … っ 、ぁきと 、さん 、、 っ 」
あきとさん 、 そう 口にした時だった 、
「 とーや 、 !! 」
「 え 、、っ ぁ 、彰人さん ?? 」
前を 向くと向かいのホームには 俺の名を呼ぶ 彰人さんがいた 。
どうして 俺の名前を 、 いや 今はそんなことは どうだっていい 。 会いたい 、 会いたい 彰人さん 、 その手に 、 触れたい 。
そんな 一心で 彼のいるホームへと 走り出した 。
◇◇◇
オレを 見るや否や 冬弥はオレの元へと 走り出した 。 それに合わせて オレも 冬弥へと 会いに行く 。
「 彰人 、さ 、、っ !! 」
はぁ 、はぁ と 息切れをする 冬弥 。 そりゃ 疲れるよな 、 あぁ 今すぐ 抱きしめてやりたい 。 そう思ったら 体が 勝手に動いた 。
「 へっ 、、 ぁ 、あき 、あきとさん 、、っ !? 」
おろおろ しながら オレを見つめる冬弥 。 林檎の様に 顔を真っ赤にして 、 可愛い 。食べてしまいたいくらい 、、
「 チケット 、 落としてたから 。届けにきた 。 お前に 会いたくて 」
そう言えば 嬉しそうな顔をした後に 眉を下げ 涙を ほろほろ 流す冬弥 。
あぁ 、 泣かせたい訳じゃなかったのにな 。
「 泣くな 、 泣かないでくれ とーや 、 」
ちゅ と リップ音を 立てては 彼への 唇へと 自身の唇を 這わせる 。
冬弥も 嫌がろうとせず 、 オレの首へと手を回して 、 受け入れてくる 、
誰かに 見られたら 終わりなのにな 笑
そんなことを うっすら 考えながら オレは 冬弥の 服へと 手を忍ばせた 。
NEXT …