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今日、斑鳩と保科は第一に出張で来ていた。今、保科は上層部と会議中だから斑鳩は休憩室にて一服していた。
(副隊長からもらったコーヒーおいしい)
実を言うと斑鳩は保科のファンだ。鳴海と保科が付き合っていることも知っているけど、推している。
今日も可愛いなぁ、副隊長。
「おい、そこの斑鳩とかいうやつ」
斑鳩は急に保科の恋人、鳴海に話しかけられた。
「お疲れ様です!!!!鳴海隊長!!!!」
「声がでかい」
「すみません!!!!」
急にどうしたのだろう。
「お前、保科のどこが好きなんだ??」
「全てです!!!!!!」
即答だった。答えてから斑鳩はハッとした。恋人の前でこんなこと言ったら殺される!!!
「フン、満点だ」
「、、、え、、、」
「この前、同じ質問を他の奴にしたが何て答えたと思う?」
「さ、さあ、、、」
「体です、と言ったんだ、まあ粛正してやったがな」
いやいやいや、怖いて。下手すれば本当に命ないじゃん!
「いいか斑鳩、最近保科を変な目で見るやつが多い。だから絶対に指一本触れさせるんじゃないぞ」
「了!!!!!!!!」
この後流れでつい連絡先を交換してしまった。自分は認められたのだろうか、、、。でも守れとかいうけど、どちらかといえば自分が守られる側だろ!と心の中で叫ぶ。あの人なら強いから大丈夫だと思うけど、、、。
それから第3にて
確か副隊長は新人連れて倉庫の片付けに行ったはず。何もないと良いけど、、、。
「副隊長、これどこです?」
「あー、それはそこの上や」
「これは、、、」
「それは廃棄や」
「了」
「おし、これで十分やな、ありがとうな」
「副隊長!」
「なんやご褒美欲しいです!!」
「うわぁ、なんや??何が欲しいんや?」
「えーと、、、その副隊長の腹筋が見たいです」
「なんかすごいとか来たな」
「お願いします!!!」
「まぁしゃあない。一瞬だけやで」
保科はそう言ってインナーと上着を肋骨くらいまでまくった。恥ずかしいのかそっぽを向いている。
「おぉぉ、これが、、、」
新人は手を伸ばして保科の腹の溝をなぞった。
「やっ///!」
「はぁ、エロ」
「触るのなしや!!」
新人の手を掴もうとするが逆に保科の手が掴まれる。
「安心してください。副隊長、ここ声聞こえませんから」
「離せや!」
しかし快感のせいでうまく力が入らず、腰が抜ける。
「一緒に楽しみま「副隊長!!!!!!」
バンとドアが開き
「斑鳩?!」
「副隊長に触るな!!!!!」
斑鳩は新人に向かってバックドロップを決めた。
「いっ!!!」
強すぎたのか新人は気絶した。
「副隊長大丈夫ですか??!!」
保科はその場にぺたんと座り込んだ。
こんな状況で思ってはいけないけど、、、正直めちゃくちゃ可愛い。やばい写真撮りたい
って!違う!!!
「斑鳩ぁ」
保科は今にも泣きそうな顔でこちらを見てくる。そういうのめちゃくちゃ胸に刺さるから!やめて、でもやめないで!
「なんで?助けに来てくれたんや??」
「日頃の人間観察と野生的勘ですかね??」
「ん、ありがとうな」
「立てますか??」
「無理や腰抜けたもうた」
「わかりました!」
斑鳩は保科をお姫様抱っこして執務室まで運んだ。ちょうど飯時だったから誰にも見られずにすんだ。送り届けたあと倒れている新人を亜白のところまで引きずった。
なんとか大きいことにならずに済んだ。
夕食をとってからまた保科の執務室で仕事をする。
そしてふと思う。
あれ、待って。副隊長守れてないじゃん。
斑鳩は焦り出す。これもし鳴海の耳にまで入ったら自分も粛正される!!
そうだ逃げようと保科の執務室から立ち上がったがそれと同時に扉がバンッと開く。そこに立っているのは保科の恋人。
「おい斑鳩ぁあ、お前守れていないだろう!!!!」
「ちょ鳴海さん?!」
その後、斑鳩は鳴海に説教され、鳴海は保科と長谷川に説教された。