君を求めるのを愛と勘違いして 僕は僕は君を無くした
満たされてゆくのを愛と勘違いして
僕は僕は全て無くしてしまうの
何してんだろう つかれちゃったよ
氷点下の 水みたいだね
どう足掻いても 戻れないのか
頬凍つるは 君のせいかな
嗚呼
「好きだよ」って言ったのに
「はいはい」っていって
帰ってしまった
「いや待って!」も
詰まってしまったけどそれも
さよなら
君を求めるのを愛と勘違いして
僕は僕は君を無くした
離れてゆく雪を背に春茜が
それを少し溶かし始めていた
君を求めるのを愛と勘違いして
僕は僕は君を無くした
満たされてゆくのを
愛と勘違いして僕は僕は
君を愛していたから
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