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凪紗「太宰さん!お茶、わざわざありがとうございます!」
太宰「どういたしまして〜。それと、乱歩さんおかえりなさい」
凪紗「ングッ」
そう太宰が言った瞬間、凪紗は飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。
太宰「!?ど、どうしたんだい!」
乱歩「大丈夫!?」
凪紗「ゲホッ、ケホッ」
凪紗(それは、反則だって、、、)
凪紗の脳内ではさっきの太宰のおかえりがまるで、夫が帰ってきたときに妻が言うおかえりのように聞こえたのだ。
乱歩「太宰、お前。お茶になにか入れたのか」
だが、凪紗とは裏腹に乱歩は大切な人を傷つけられたときに放つ声色で太宰に質問した。
太宰「いえ、何も入れてません。それに、それほど熱くないはず、」
と太宰は本当に何も知らないとでも言うような声色で言った。
凪紗「大丈夫です、ケホッ」
凪紗「こちらの事情ですので、お気になさらず」
という凪紗の顔は気持ち悪い笑顔があった。
太宰・乱歩「?」