私思ったんですよね。
毎回攻め⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒受けで攻めの愛が一方通行になってるなぁと
って事で心機一転、学パロで露に恋をしたけど性別を理由に振られて恋をすることをやめた日本。
トラウマである男性としての人生を捨てるため女装して生きる事にした日本に、露以外の国がどんどん落とされて全力で口説かれる日本総受け話書きます。
心機一転とは…?結局いつもと同じでは…?
最終的に誰と結ばれるかは決めてません!!
リクエストで女性が続いてしまうので、今回は男性にしました!
以上地雷の方は回れ右!!
🇯🇵「うわぁ…今日は何時にもまして人まみれじゃん…これから、ここに身を投じないといけないの嫌すぎる…」
また、日本にとって毎朝恒例になった苦行の時間が始まろうとしていた。
都会の朝は、まさに忍耐の時間である。
特にこれでもかと人が無理矢理詰め込まれる車内の中は、身体を動かす事もままならない程のすし詰め状態なっていた。
誰もが不満を爆発させまいと感情の表面に蓋をして、暇潰しに閉じ籠もって不快な空間から逃れようとしている。
🇯🇵(30分の辛抱…その30分が人混みがピークになる時間帯なのが本当に辛い…)
最早壁となってしまった人の群れに押し潰され、窓にへばり付きながら高速で流れていく窓の外をぼんやりと眺める。
それが、日本の通学時間の日課となっていた。
はずなのだが
🇯🇵(いや、ちょっと待って?流石に人多すぎない??)
🇯🇵(あっ、やばいやばい!これ死ぬ圧死する)
何時もなら、息をする程の余裕はある。
だが今日は、人身事故の影響により他の電車の客も流れて来たようだ。
いつもの急カーブのところで、背後から思い切り体重をかけられてしまい息を詰まらせた。
日本は同年代と比べても小柄で、力もある方では無い。
必死に両手で壁を押して空間を確保しようとするが、直ぐに体力が尽きてしまい無駄な抵抗に終わってしまう。
外部からの強い圧力で息も絶え絶えになり、頭の中で走馬灯が流れ始めたところで急に身体が軽くなったかと思うと先程までの圧が嘘のように消え去った。
🇯🇵「ぷはぁっ…!はぁ…はぁ…!!」
🇯🇵(た、助かった…本当に今日が命日になるかと思った…)
🇷🇺「おい…大丈夫か?」
頭上から声をかけられ、この人が自身の壁になってくれたということに日本は気がついた。
声を掛けて来た人物は、両腕を壁に付き多少ではあるが日本の周りに息をしやすくする為の空間を確保してくれている。
日本はお礼を言う為に顔を上げた。
あとから考えてたらこの時、彼に抱いてはいけない感情を抱いてしまったのだと思う。
叶うはずのない恋という名の感情を。
入ってはいけない沼へ、足を踏み入れてしまったという事に気付かぬまま。
切れ長の瞳に、目鼻立ちのはっきりとした美しい顔
どれをとっても日本の目には、とても魅力的に映り目を離すことが出来なかった。
清潔感のある服装に、ほのかに香るバニラの甘い香りが大人で落ち着いた雰囲気を醸し出している。
🇯🇵「あ…ありがとうございます…」
🇷🇺「別に。お前のためにやってる訳じゃない」
🇯🇵「それでも、助けられてることに変わりは無いので…」
🇷🇺「…………。」
もう、何も話すつもりは無いらしい。
既に彼はワイヤレスイヤホンから流れる曲に耳を傾けているのが見て分かる。
日本はそれに深く安堵した。
何故なら先程から、ドクンドクンと大きく脈打つ心臓の音を聞かれずに済むと思ったからだ。
🇯🇵(なんでこんなに心臓の音うるさいの…!?静まってお願いだから…!!)
この日、日本と彼は同じ駅で降りた。
改札を通り、駅から出ると彼は日本に背を向けて反対方向に向かって無言で立ち去った。
日本はその背中が見えなくなっても、赤い顔でその場にただただ立ち尽くした。
🇯🇵「中国さんっ、中国さんっ!聞いてください!!」
日本は今朝の出来事を興奮冷めやまぬ様子で、同級生である中国に熱く語りかけていた。
🇨🇳「なに…朝から元気だなお前…」
🇨🇳「俺低血圧なんだからあんまり大声出すなよ…」
🇯🇵「朝電車でめっちゃかっこいい人に助けてもらったんです!!」
🇨🇳「へ〜そう、良かったな。まぁ、俺の方が絶対かっこいいけど」
🇯🇵「いきなり何対抗してるんですか」
🇨🇳「お前が変なこと言うからだろ」
🇨🇳「俺がいるのに、何他の奴に浮気してんだよいい加減にしないと首輪付けるぞ」
🇯🇵「急にメンヘラ出してくるのやめてもらっていいですか…?」
🇯🇵「というか、変な事じゃないですってば!!ちゃんと聞いてくださいよもう!!」
🇨🇳「聞いてる聞いてる」
🇨🇳「そんなに怒るなって、可愛いだけだぞ」
子犬のようにキャンキャン吠える日本を、中国は適当にあしらいつつ机に腕を置き顔を埋めると完全に寝る体勢に入る。
🇯🇵「どこがっ!?寝る気満々じゃないですか!」
🇯🇵「もういいです、そんな態度するなら私もう怒りましたから!台湾に話してきます!!」
🇨🇳「おー、行ってら。5分以内には帰って来いよ、じゃないと迎えに行くから」
🇯🇵「いやですよ!?メンヘラになったり束縛彼氏みたいになったり中国さんキャラブレすぎじゃないですか?」
🇨🇳「朝だから…もう、眠くてしょうがない…」
🇨🇳「てことで、その話はまた今度聞くわ」
🇯🇵「最初から聞く気なんて無かった癖に…!?中国さんなんか嫌いです!」
🇨🇳「とか言いつつ、何かあったら毎回俺に泣きついて来るんだから本当に俺が大好きだな日本は♡」
いくら語りかけても上の空で、話を聞こうとしない中国に愛想を尽かした日本は友人の1人である台湾にこの興奮を伝えるためさっさとその場を後にする。
去り際にふざけた返事を返す中国に怒っていることを遠回しに伝える為、当てつけとしてドアを雑にバンッと閉めた。
中国ではなく付近にいた子が、ビクッと肩を震わせてしまったので申し訳ない事をしてしまったと思った。
🇨🇳「…………俺以外の話をするお前の話なんて聞いてられる訳ないだろ」
🇨🇳「ましてや、そんな顔俺の前では見せたことないくせに…どんな顔して話聞けば良いんだよ…」
伏せていた顔上げその様子を切ないような、妬みのようななんとも言えない感情に侵されながらも軽口を叩いて見送った中国は1人ボヤく。
それからきっかり5分経ったのを確認すると、約束を守らず未だ台湾に熱弁し続けているであろう日本を回収する為に中国も席を立ち教室を去った。
中国は、まだこの時自分の判断が間違っていたことに気づいていない。
そして、この先日本の話を聞こうとしなかった自分を殺したくなる程の後悔に襲われる時が来るなんて知る由もない。
自分がきちんと話を聞いてあげていれば
日本が言っていた人物が、誰なのかを確認していれば
🇨🇳「こんな大雨の中どうした…?って、お前ずぶ濡れじゃん!?」
🇨🇳「早く家の中入れ!今、拭くもの持ってくるから…」
🇯🇵「中国さん…」
🇨🇳「日本…、お前本当になにがあった…?なんでそんなに悲しそうな顔して…」
🇯🇵「あの人に、出会わなければ!好きになんてならなければ…私が女性として生まれていれば…!!」
🇯🇵「こんな惨めな気持ちになる事も…男性として生きる自分を嫌いになる事も無かったのに…」
🇨🇳「日本…」
🇯🇵「私…もう、誰かを好きになるの辞めます…」
🇯🇵「こんなに悲しい思いするぐらいなら…!!」
その日、日本は恋という名の感情を心の奥底にしまい込んだ。
もう一生思い出す事の無い様にずっとずっと深い所へ
日本ですら手の届かない場所に
続くとは誰も言っていない。
突発的に思いついて文字に起こしたので、文章変なところあるかも。
読み直しして気づき次第修正していきます。
露日中は、中学生
露は、学校は別で日中台は一緒韓国も北も一緒
このまま書くとしたら舞台は高校に移ります。
現国、旧国とにかく全部の国出して日本口説かせたい🤤
中国さんが当て馬になるか、ヒーローになるか
露が悪役になるか、ヒーローになるか
はたまた、他の国が凍てついた日本の心を溶かすのか
んじゃ、ここまでお読み頂きありがとうございました!
コメント
14件
えっえっやっば〜い⋯ 性癖にドンピシャすぎる..!! あ、好きです。脳みそをiPhoneみたいに共有してくれませんか? 語彙が無さすぎて上手く言えないけどとにかく解釈一致で話の設定が癖です!!!!! 続きを⋯⋯⋯、うっ
続き楽しみすぎて夜寝れなそう(?)ベッド今なら片腕で叩き割れそう(?)
わぁーーー……✨ 日本さんには傷付いて欲しくない……(*T^T) でも精神は壊れて欲しい((( 失恋してしまったときは日本さんが可哀想ながら可愛想でした🥰 (何を言ってるかは自分でも分かりません、、) とにかく今回も最高でした🥰🥰 中国さん激甘… ロシアさん若干冷たいのカッコ良かったです(uωu*)