o .)行ってきます、
君が居なくなってから
何回目の「行ってきます」だろう
ご飯を作っている途中に
バタバタと急いで来て、
「行ってらっしゃい!」と、
その笑顔がとてつもなく
愛おしくてたまらなかった
でも今は、そんな君はもう居ない
だからこそ、しゃきっとしなきゃ、
俺は重い心を抱えながら
会社に行った
o .)おはようございます、
)おう、
)..誰が死んだか知らねぇが、
)人はいつか死ぬんだ
)また、生きれないんだ
)命は一つしかないからな
o .)…あざす、
)当たり前の事だ
o .)..書類作ってきます、
)おう、!頑張れ!
o .)っ..はい、!
o .)ただいま..
先輩に元気もらったけど
この家に帰って来たら思い出すな、
もう、眠いし
さっさと風呂入ろう、
f .)おかえり元貴!
o .)….
涼ちゃん、..?
…いや、ただの幻だな、
もう死んでるんだし、
f .)元貴..?何かあった、?
あ..れ、?
感覚が..ある、
本物?本物なの、?
顔を上げると
そこにはいつもの涼ちゃんが居た
o .)涼..ちゃん、泣
f .)大丈夫?何か辛い事あった?
o .)ばかぁ、涼ちゃんの..ばかぁ、泣
f .)へっ、僕何かした、?
o .)何もして無い..っ、
f .)僕..何したんだろう…
o .)涼ちゃん、
f .)っあ、ご、ごめんね、元..
o .)んっ、…
f .)んん、っ..もぉき…お湯、湧いちゃう..
o .)ぷはっ、…
o .)涼架、愛してる
f .)んもぅ、あだ名で呼んでよ..
o .)ふふっ笑
あぁ、神様、ありがとうございます
涼ちゃんを戻してくれて
やっと、モノクロだった日常に
「鮮やかな色が付き始めた」
コメント
2件
もち、、、寂しすぎるってコト!?
幻覚かぁ、、