いつもと変わらない普通の日だった。
朝日が山から顔を出し、カーテンの隙間をくぐりぬけて照らしてくる。
朝だからってのもあり、頭が回らなかった。
外を見ようとすると、窓辺に人がいた。
見間違いなんかじゃなかった。確かにそこには人がいた。
『、ぇっ、、』
?「わっ、ごめーん。起こしちゃった?」
彼はそう言った。
明るくて太陽みたいな大きな声だった。
でも、自然とうるさいなんてことは無く、何となく落ち着くような気分になった。
そのおかげもあり、淡々と冷静さを取り戻した。
『貴方は、誰ですか? 』
自分の発した声は、不思議にも暖かくて優しかった。
?「ただの怪盗だよ」
彼はそう言った。
それでも怪盗なんて思えないほどに優しかった。
その後、また眠ってしまった。
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もう一度目を覚ますと、そこに彼はいなかった。
もう一度会いたいな、そんなことを思ってた。
昔から体が弱くて外に出たことの無い私からすると怪盗さんはとっても不思議なものだった。
『今日は、いい日になりそうだよ』
誰もいない部屋にポツンと呟いた。
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kne「おじょ〜っ!朝ですよぉ〜!!!」
『はっ、笑 うるさいなぁ』
いつも通り起こしに来てくれる叶さん。
いつもこんなに大きい声を出してくれているのかな、なんて少し笑っちゃう。
kne「ぉ、お嬢が起きてる、、、」
kzh「え、まじ?」
1人遅れて後から顔を見せたのが葛葉さん。
2人ともいつも色々と周りのことをしてくれている私の執事みたいな人。
『そこまで珍しくないぞー!』
kzh「結構珍しいけどな 」
そんなことをぶっきらぼうに言われてちょっとしょげちゃうのが私。
kne「ぁー、もうほら葛葉のせいで!」
kzh「はぁ?!俺のせいかよ!」
kne「どう考えても葛葉でしょ」
言い争ってる2人には申し訳ないけれど、見ている側としてはとても面白い。
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kne「はい、お嬢座って」
kzh「おじょ、俺なんか食いたい」
そう言って椅子を引く叶さんと、それとは対照的になんかくれとねだってくる葛葉さん。
『そっかそっか、ピーマン食べる??』
kzh「ご遠慮しときます、さーせんした」
ピーマンと聞いた瞬間に頭を下げる葛葉さん。
毎回毎回こんな茶番に付き合ってもらって、本当に優しいんだなと思う。
kne「お嬢最近なんかあった〜?」
『急にどうしたの〜?』
kne「最近話し聞けてないなって」
たしかに最近忙しそうだったな。
ちょっと寂しかった。
叶さんなりに気を遣ってくれたのかな。
『今日朝、窓辺に怪盗さんがいたの』
kzh「ハ?」
kne「、、、ぇえ?」
2人とも困ったと言わんばかりに眉を下げる。
『ちょっと話したの。優しかった』
kne「お嬢?危機感を持ちましょう」
kzh「寝てる間に知らねぇ男居んだぞ」
2人揃って口々に私を叱った。
ちょっと悲しかった。
『いい人だったよ。』
kne「でもねぇ、お嬢が危険になるのはねぇ」
ねぇ?葛葉、と葛葉さんの方をちらちら見て言う叶さん。
それに葛葉さんも、まあな、と目で伝えた。
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次の日も何故か目が覚めた。
窓辺を見るとまた怪盗さん。
『おはようございます』
?「おはよ!今日も早起き?」
優しい声と優しい笑顔で聞いてくる怪盗さん。
『そうなの、怪盗さんが居ると早起きできるよ』
?「そっかそっか、、、あのさ」
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?「一緒に外行ってみない?」
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GWまじ家の警備してた。(更新しろよってね
GWテスト期間なのに、ワーク等持って帰んの忘れて詰んでる。4日間もロスった。
あちなぁ、、、😭😭😭
優勝も70万人もおめでとう過ぎる😭
ほんまに漫画みたいやったなぁ
マ.リ.オ.カートは明那を選んだんだ!!!㊗️
コメント
7件
本当に書き方好きすぎるよ~.ᐟ