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📢 side
ある晴れた暑い暑いある日の話。
🎼🌸 「アイスなんて、久しぶりだね」
🎼🍵 「たしかにねぇ〜笑」
🎼📢 「やっと、ライブも終えたしな」
ライブを終えて、ようやく、好きな物にありつけた俺ら。
今日は、全員でアイスを買って、流石に暑いということで、俺の家に皆で集まって食べている。
俺は、チョコ。 すちは、抹茶
こさめは、ソーダで みことは、バニラ。
なつは、レモンで、らんは…
🎼☔️ 「らんくんのそれは何〜?」
🎼🌸 「桜味って書いてあった〜」
そう。桜味のアイスをほうばっている。
🎼🌸 「結構美味しーよ?こさちゃんもいる?」
🎼☔️ 「…え?」
空気が凍りかけたそのとき
🎼👑 「うわぁ!!たれちゃった!」
大きめの声でアイスをたらしたみことが叫んだ。
🎼👑 「いるませんせい、ごめんなさい」
そう、律儀に謝ってくれるみことだが、
🎼📢 「俺ん家のものはなんも汚れてないぞ?それより、みことの服は?大丈夫か?」
そう。俺の家のものは無傷。その変わり、みことの服にたくさんのアイスの後があった。
🎼🍍 「みこと、とりあえずこのタオル使え」
そう言ってみことにタオルを差し出したのがなつ。
俺らはいつも通り仲良くしている。
これからもそのはずだった…
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🎼🌸 「あっ、そろそろそろ帰らないと!」
🎼☔️ 「わ!こさめ、今日配信したいんだった!」
🎼📢 「2人共道中気を付けろよ。」
🎼🌸 「ありがとう!またね!」
🎼☔️ 「またね!いるまくん!」
🎼🍵 「それじゃ、俺も、、また皆で集まってアイスとか食べようね。」
🎼📢 「だな!でも、今度は焼肉とかどうだ?笑」
🎼🍍「俺は賛成!まぁ、寿司もいいけどな」
🎼🍵 「ふふ。じゃまたね!」
こうして5人が帰路に着き、数時間が過ぎた頃だった
突然電話がなった。相手はこさめだった。
🎼📢 「こさめ?配信トラブルか?どうしたん?」
🎼☔️ 「………」
数時間前まで元気に配信がと言っていたこさめの沈黙に胸騒ぎがした。
🎼☔️ 「落ち着いて聞いてな、、らんくんが、、」
その後のことは、あまり覚えてない。
ただ、気が付けば病院まで走っていた。
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病院に着くと、他のメンバーは揃って真ん中に寝ている、らんを見つめていた。
🎼📢 「お前ら…」
俺がやっとの思いで発した一言でこさめがこちらに振り返った。その目には涙を浮かべていた。
🎼☔️ 「あ、いるまくん。…らんくんね…」
こさめの説明では、
らんの家族曰く、
らんは、俺の家を出た後、自宅に帰り会議をし、夜ご飯を食べにリビングに降りてきていた らしい。
そこまでは良かった。
その後が問題だった、食事前にとお手洗いに行ったきり戻ってこないらんを心配して母親がリビングの扉を開けるとそこには、倒れているらんが居たそうだ。
急いで搬送してもらい慌てて、こさめに連絡をくれたらんの母親。こさめは速攻、1番上にいるメンバーから順に俺まで電話をかけつつ病院に駆けつけたが、その時にはもう…という事だった。
そして、もう1つ。
らんは、小さな頃から心臓が弱かったらしい。だから、今回のライブだって、本当は、辞めといた方がいいと言われていたと言う事実も判明した。
なぁ、 らん。
俺らは、そんなに頼りなかったか?
俺らには、相談出来なかったのか?
俺は、お前の事、好きだったんだぞ?
もう、届かない思いは静かに消えていき
その場には、俺を含む、メンバー達の泣く声が響き渡った________
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