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桃赤
朝の生活の様子
nmmn
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#雑草2000人感謝コンテスト☘️
自由部門
赤side
ピピピピ、ピピピピ
毎朝聞くアラームの音で目が覚める
隣には桃色の髪をした大事で、大切で、かっこよくて、大好きな彼氏がすやすやと眠っている
久しぶりに彼より早く起きれたな、と周りから見たら小さい喜びを大きな喜びに感じて優越感に浸る
赤「…おいしょっ、と」
ダブルベッドから降りて、クローゼットを開ける
今日はどんな系統の服がいいかな、なんて思いながら着替える
後ろを振り向くと、もぞもぞと動いている彼が
もうそろそろ起きるかな、起きたら隣にりうらがいないことに少し驚くかな
子供が考えそうなことを思いながら着替えをする
桃「んん…パチッ」
「…あれ、りうら…? 」
思った通り、りうらがいなくて困惑してる
そうだよね、普段はないくんが先に起きてるもんね
赤「ないくん、いるよここに 」
桃「あ..りうら 」
声をかけると振り向いて、安心したような、笑顔を浮かべる
赤「おはよ、今日はりうらの勝ち 」
桃「…連勝だったのに 」
赤「アラームかけないからでしょ〜」
と、話をしているといつの間にか着替えが終わって
赤「ほら起きて、21歳が年上の体引っ張るのきついんだから…! 」
桃「ん…ギュ」
赤「抱きついてないで起きなさい 」
桃「…お母さんじゃん」
少し拗ねたように抱きついてくる
赤「お母さんじゃないので起きてください」
桃「…むり…」
赤「もうりうら下行きたいんだけど…っ」
桃「おれもいく 」
赤「わかったわかった、ほら行くよ」
不満そうに腕をほどいて、1階まで歩く
顔を洗って、冷蔵庫を見て
食材は何があったかな、何を作ろうかなとか
ないくんは朝昼晩問わず結構食べるからどういうものを作ればいいのか分からなくなる時がある
そういう時は大体聞くんだけど…
赤「ないくん何食べたい?」
桃「りうらぁ…」
赤「おっけーパンね」
桃「冷たくない?」
聞いてもりうらしか言わないから適当にあしらう
もはや恒例とまで言っていいかもしれない
赤「んー…トーストでいっかな」
「あれ、マーガリンどこいった…?」
桃「…マーガリンはこっち」
赤「わっ、びっくりした 」
「目覚めた?」
桃「覚めた…」
目が覚めた、なんて言ってるけどさ
まだ少しぽわぽわしてるの気づいてるよ
本当に彼氏?って聞きたいくらい、朝は可愛いのになぁ
赤「ほら、りうらの頬いじってないで着替えてきて 」
桃「はぁい…」
きっと、着替えが終わる頃にはトーストは焼けていて、飲み物の準備だったりをしているだろう
そんな些細なことだけど、考えるのが楽しい少し先の未来
食べ終わったら、時間を確認してあたふたするんだろうなぁ
考えるとくす、と微笑がこぼれてしまう
桃「…なに笑ってんの」
ぎゅ、と後ろからワイシャツ姿のないくんに抱きつかれる
赤「んーん、なんでも?」
桃「なに、教えてよ」
赤「やーだ…ふふ、いひゃいよ」
頬を優しくつねったり撫でたり、行動でわかる、絶対怒ってないな
赤「ほら、そんなことしてたら食べる時間無くなる」
桃「む、はぁい」
やっぱり朝は可愛いな、なんて思いながら
向かい合わせに座ってトーストにかじりつく
桃「りうらネクタイ結んでぇ」
赤「はいはい、少しくらい自分でやればいいのに 」
毎朝頼まれるからやってあげてるけど、きっと出来るんだろうな
ただりうらにやって欲しいだけだろう
そんな欲望だだもれで、気づいてるのはないしょにして今日もネクタイを結んであげる
赤「…はい、出来た」
桃「ん、ありがと♪」
すっごく嬉しそうな顔をするよね
何が嬉しいのか、りうらにはわかんない
だって、このネクタイを結んじゃうと十数時間わかれることになっちゃうから、 なんだか寂しい
桃「じゃあ、行ってきます」
赤「いってらっしゃい」
おはようとおやすみ、ただいまとおかえり、いってきますといってらっしゃいが好きな人に言える
それだけですごく満たされて、幸福感に満たされる
このピンクの薔薇を胸に抱えて、今日も1日頑張ります
黄色のヒヤシンスと、白色のアザレアを心に閉じ込めて逃げていかないようにね
はい、どうでしょうかっ
花言葉とかけて書いて見ました❁⃘*.゚
気に入って頂けますように🍀*゜
おつるのですっ!
コメント
2件
目が覚めたのとことアラームかけ忘れたとこ自分のことかと思った(( まずどっちがはやく起きれるのか競ってんの平和すぎて可愛い🫶