百赫
⚠ 💊🔞
微曲パロ
赫side
いつも通り朝食をとって、いつも通り仕事へ行って、いつも通り昼飯を食って、いつも通り帰る…はずだった。
茈「今日ちょっと遊ばね?」
今日のノルマの終わりまであと少しという時に同期の茈が話しかけてきた。
赫「…え、なに珍しいじゃん」
こいつも俺と同じで仕事が終わった瞬間帰宅勢なので、こんな誘いをしてくるとは思わなかった。
茈「いや、ちょっと面倒事に巻き込まれてんだわ。」
瑞「だぁれが面倒事だ!(怒)」
茈の後ろには後輩の瑞。
瑞「ちょっっっと気になるお店があって~?赫先輩も行きません?」
赫「パス。」
瑞「なぁぁぁぁんでぇぇぇぇぇ(泣真似)」
赫「うるせぇな(笑)」
明るくて元気な印象だが、あまり話したことは無かった。
茈の後輩。
茈「…こいつこの間でかい仕事終わらせたんだけど特に褒美が無かったんだよ。ちょっとでいいから付き合ってくれん?」
赫「…お前だけでいいだろ」
茈「俺が沈むなら道ずれに決まってんだろ」
赫「最悪。…今日だけな」
瑞「まじですか先輩っっっ!!(目輝)」
どうせそこら辺の居酒屋だろう。
最近遊びに行ってなくて金も溜まってるから3人分くらいだったら奢るくらいはできるし…。
瑞「やった~!残りの仕事秒で終わらせてきます!」
茈「ほいほい、ミス無いようにな~」
こいつも後輩に優しくなったな…と謎の親目線で茈を見る。
赫「…」
さっさと終わらせてやるか。
瑞「ここですっ!」
茈「…」
赫「…は?」
仕事が終わり瑞に連れてこられたのは明らかなゲイバー…の上位互換。
どちらかと言えばホストとか、悪く言えば風俗に近い。
茈「…お前こういうのが好きなん?」
瑞「好きっていうかぁ…興味がある、みたいな?」
赫「別に否定はせんけどよ…」
正直足が重い。
というか、こちらは普通に飲む気満々だったので裏切られた気分でしかない。
瑞「まぁまぁ、入ってみないとわかんないじゃないですか~!」
赫「あっ、ちょ…」
茈「はぁ…」
ノリノリな瑞に手を引かれ中へと入った。
男「いらっしゃいませ、当店のご利用は初めてでしょうか?」
瑞「そうです!…先輩方無いっすよね?」
茈「あるわけねぇだろ」
赫「何があっても来ねぇわ」
瑞「…初めてです!」
中は意外と綺麗でしっかりしている。
ただわざとらしくエロい雰囲気がなんとなく気に入らない。
男「あ~、じゃ指名とかあります?」
意外とフランクな感じの店員さん。
まぁ無駄にかしこまられても困るからいいけど。
瑞「瑞は翠さんで!先輩方どうします?」
決めていたかのように即決する瑞。
あんだけ楽しみにしてたなら考えていてもおかしくないか。
茈「あ~誰でもいいっす。」
赫「俺も。」
男「じゃ空いてるキャスト入れときますね~」
そういってすらすらと紙に何かを男の人が書き始めた。
受付は瑞がしてくれてるのでほっといてもどうにかなるだろう。
赫「…30分も持つか分かんねぇわ」
茈「すまん、居酒屋くらいだと思ってたわ…」
これに関しては茈を責めてもどうしようも無いので瑞には申し訳ないがお互いさっさと帰る、という意志を決めた。
瑞「楽しみだね~!!(目輝)」
赫「…」
茈「…全く」
瑞「えぇ!?…折角から楽しも?(上目遣)」
茈「…はぁ、(溜息)」
案内された席に3人、水をちびちび飲みながら座って待機する。
そこそこ人が入っているのでキャストが足りていないんだろうか。
席に座って5分程待っていた。
翠「あ、瑞さんですか~?(笑顔)」
ぽけっと座っていると緑と黒の落ち着いた服を着ている。
思っていたより落ち着いた人で不思議な感じだ。
瑞「瑞ですぅ~!友人からのおすすめできました!」
翠「わ…嬉しいです(笑顔)」
作り笑顔を貼っつけたような表情。
こいつもこいつで大変なんだろうな。
黈「失礼します…って翠くん!?…俺間違ったんかな、?(慌)」
百「ここ3人指名なんだよ(笑)」
さっきまで来る気配もなかったのに続々とやって来た。
ピンク色で明らかにえろい雰囲気をしている男と普通の大学生のような雰囲気なのに服装だけは明らかなソレな男。
赫「…どうも」
茈「…(溜息)」
どうせ来るなら女が良かった。
翠「そうなんだ~!」
瑞「もう疲れちゃってさぁ~?」
翠さんと瑞はあっという間に打ち解けて仲良さそうに話している。
だが、こちらはというと、
百「赫さんと茈さんは同期?」
茈「…はい。」
黈「2人ともイケメンやね~(笑顔)」
赫「どうも…。」
話が盛り上がる欠けらも無い。
百「あ~、もしかして無理やり連れてこられちゃった感じ?(笑)」
ピンク野郎がケラケラ笑いながら俺らに尋ねる。
赫「そうっすね。…なんかさーせん。」
百「全然!話すだけで金が入るなら楽なんで(笑)」
…そんなこと客に言っていいのか。
黈「ん~お酒飲みます?」
茈「…あー、じゃなんかおすすめで。」
黈「ん…あ、このお酒今日入ったんですよ~!そんなにお値段しないし度数も高くなくて飲みやすいと思いますよー!(笑顔)」
と言いつつそれなりの値段はする。
赫「…いいよ、それで。俺奢る。」
悩んでいそうだった茈に声をかける。
茈「は、?いや…」
赫「俺もちょっとは飲みてぇし。んじゃこれ4人分お願いします。」
百「わ~赫さんかっこいい~!(笑)」
赫「…」
百「…反応してくれても良くない!?(泣真似)」
黈「お願いしてくるからちょっと待っとって!」
百「黈ぉ!?(泣真似)」
まぁ、暇つぶしにはなりそうだ。
赫「…」
やばい。久々に飲むくせにはめ外しすぎた。
赫「…」
百「…ふふ、赫さんぽわぽわしてる~?(笑)」
いつの間にか茈も瑞も別の場所に行っていて、このテーブルには俺と百だけだ。
赫「…赫でいい。」
百「ん、赫ね(笑)」
同じ量かそれ以上飲んでいるのに全く酔った気配がしないのはこういう仕事をすると慣れていくからなのだろうか。
へらへらとした笑顔でこちらの顔を覗き込んでくる。
百「時間大丈夫?」
赫「…今、何時、?(酔)」
百「んっとね~、0時48分!」
赫「…店はいつ閉まんの、?」
百「5時くらいまでなら全然開いてる~!」
赫「…お前は?」
百「ありゃ、気に入ってくれちゃった?(笑)」
別にそんなつもりで聞いたわけじゃねぇ、と思いながら百を睨むと、はいはい、とでも言いたげな表情でこちらを見てくる百。
百「俺、金無いからさ~?金曜から日曜は全部シフト入れてんの(笑)」
赫「…あっそ、」
こうやって客から金を巻き上げるんだろう。
…まぁ、家から遠いわけでも、金が無い訳でもない。
赫「もうちょっと付き合え。」
百「は~い♡(笑)」
茈「はよ、赫。」
瑞「赫先輩~!おはようございます!(笑顔)」
赫「おう」
月曜。
朝出勤するとしかめっ面の茈と相変わらず笑顔な瑞がお出迎え。
あの後、各自解散となったので、こいつらがどれくらいあの店にいたのかは分からない。
瑞「意外と悪くなかったでしょ~?」
茈「…友達感覚で喋るなら」
瑞「なぁんだ、気に入ったんじゃん(笑)」
茈「調子乗んなよクソガキ(頭叩)」
瑞「ぅ゙…赫先輩は?」
茈達が話しているのをぽけーっと聞いていたので急に話を振られて少し焦る。
赫「え、ごめん、何?」
瑞「どうでしたか?あのお店!(笑)」
あー…。
赫「まぁ、悪く無い。」
瑞「あはっ、毎週金曜日はあそこで決まりですね~!」
赫「…」
茈「いや、お前まじかよ…(困)」
正直、嫌いじゃない。
百「また来てくれたの~?(笑)」
赫「…悪い?」
百「べっつに~?(笑)」
あれから行く頻度も上がっていって。
…ホストにハマる女の気持ちが分かるようになってしまった 。
百「いつものお酒でいい?」
赫「いや、今日はいつもより度数高めで。」
百「おぉ~?飲んじゃお飲んじゃお~!(笑)」
余るほどあった金も、だんだん怪しくなってきた。
百「凄いじゃん、赫!」
赫「…」
百「ん、?どしたん(笑)」
赫「…(泣)」
百「ぇ、はぁ!?…大丈夫?お水飲む、?」
いつも通り、飲んでいた。
いつも通り、会社で起こった出来事を百に話していた。
…百に褒めて貰った。
誰かに、褒めて貰えた。
赫「…いや、ごめん。なんでもない。」
百「そぉ?無理しなさんなよ(笑)」
いつの間にか、俺の〝いつも通り〟に百が居て。
何かしたら、子供の頃みたいに褒めてくれる。
赫「…」
百「今日は頑張ったんだもんね~(頭撫)」
ずっとここに居たい…。
百「…」
赫「何、今日テンション低いじゃん」
いつも通り、店に来た日。
最近やけに店にいることが多い百は、見るからに疲れた顔をしていた。
百「いやぁ…別に?(笑)」
赫「…話せ」
百「…赫っちゃんはお客さんだし(笑)」
赫「…んじゃ、客がお前の話聞きたがってるから話せよ」
もう、茈も瑞も関係ない。
仕事が終わったら店に一人で行く。
百「…お金が、無くて…。」
…なぁんだ、そんなことか。
赫「いいよ、俺がやる。」
百「…クスリに手出しちゃって…。」
…ふっ、〝そんなこと〟か。
赫「それで?」
百「…クスリ、今日までに1人、渡さなきゃ行けなくてっ、」
泣きそうな目で遠くを見つめる百。
赫「今持ってんの?」
百「…これ、」
どっかの客にでもやろうとしたのだろう。
ポッケから当たり前のように出てきた。
赫「…貸せ。」
百「あ、ちょっ」
奪ったクスリを俺の口に入れる。
百「何やってっ!?」
赫「…(笑)」
そして百へ口付けした。
百「んっ、!?(慌)」
赫「ふっ…(笑)」
暴れる百の頭をおさえつけて、驚いて口を開けてしまった所へ自分の舌を入れ込む。
クスリを2人の熱い舌で溶かし合い、互いの体に少しずつ回っていく。
百「んぁっ、ぁ…(泣)」
赫「…(笑)」
百の抵抗する声も、店内のうるさい音楽と別のキャストたちの声にかき消されて俺にしか聞こえない。
赫「ふっ…(顔離)」
百「んはっ゙…はぁ゙っ…(泣)」
とろとろになっている百。
クスリのせいなのか俺のせいなのか。
それともどちらもなのか。
赫「共犯ね?(笑)」
百「…赫っ…(泣)」
気分が悪いということにして百を早上がりさせた。
百「赫っちゃッ゙…♡(息切)」
赫「なぁに?(笑)」
近くのラブホ。
まだ頭がぽわぽわする。
百「赫っちゃんっ゙、おクスリッ゙…♡」
ベットの上、寝転んでいる百がこちらへ手を伸ばす。
赫「一緒に飲もうな?♡」
百「赫っちゃん…♡(笑顔)」
あの嘘くさい、ヘラついた笑顔で百が俺を呼ぶ。
百「ぁ゙っっ!♡だめッ♡…イっちゃぁ゙ッ゙♡」
体を大きく反らして快感から逃れようとする百。
そんな百を優しく抱き抱えてこちらへ勢いよく寄せる。
百「んぉ゙っほぉッ゙♡だめッ♡赫っ゙ちゃッ゙♡」
赫「…ほら、あーん♡」
真っ赤な顔で涙をいっぱいに溜めて舌を出す百。
そんな百の口内へ、俺の舌をぶち込む。
赫「んっ…♡(笑)」
百「ぁうッ゙♡ん゙ッ♡…ぁッ゙♡」
俺の口に入っていた大量のクスリを百の中へ入れる。
赫「んッ…♡っ゙♡」
百「ぅ゙ッ♡ん゙っ♡」
飲みやすいように一緒に溶かしてあげる。
お互いの舌でクスリを挟んでどろどろにする。
赫「んッ、はぁっ…♡」
百「っはぁっ゙、はぁ゙…♡(蕩)」
唾液に溶けたクスリをごくっ、と飲み込む。
…はっ♡
赫「ね、百♡」
百「ん…、?♡」
赫「もう1回♡(笑)」
もう抜け出せねぇや♡
コメント
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最初🍍くんが🌸ゞに興味無いような感じだけど、だんだんと🌸ゞと会う頻度が多くなって依存っぽくなってくのめちゃ好き‼︎
ひぇ、😭😭 最後お互いに依存仕掛けてるのめっちゃ好き😭😭😭💞 最初素っ気ない態度取ってた赫さんどんどん沼っていってるのが最高すぎる😭❤️🔥優勝!ありがとう大好き🤞🏻💕💕(