ゴン・ゾルディック(12歳、男)
キルアの双子の弟。
キルア「ゴン…おはよ。」
ゴン「キルアー!!おはよう!」
キルア「今日は外で遊ぼうぜ。」
ゴン「えっ、でも母さん…」
キルア「彼奴が厳しすぎんだよ。敷地内だし大丈夫だっての。親父は認めてくれてるぜ。」
ゴン「…確かに!それもそうだね〜!じゃあちょっと支度してくるから待ってて!」
キルア「おう!早くしろよ。」
ゴン(俺とキルアはよく気が合って、お互いの考えていることが何となく分かる。俺はそれに特別感を感じてて好きだけど…キルアはどうなのかな〜。この家に縛られるのが嫌っていう感覚も一緒で、最近は家出する計画を立ててるし!)
カルト「ゴンお兄様…。」
ゴン「…カルト!」
カルト「また、キルア兄様とお出掛けですか…?」
ゴン「うん!…そういえばカルト、最近頑張ってるよね!」
そう言い、ゴンはカルトの頭を撫でた。
カルト「ゴンお兄様…僕、偉いですか?」
ゴン「うん、すっごく偉いよ!いつか俺よりも強くなるかもね!というか、もう俺より強いんじゃない?」
カルト「~~~っそんな、僕はまだまだ力不足ですから…いつかゴンお兄様のお役に立てるようになりたいです…!」
ゴン「いつも一生懸命なのはカルトの良い所だね!けど、たまには休んでねっ!」
カルト「はい…!!」
カルト(ゴンお兄様は僕を全部肯定してくれて、僕に希望をくれる、本当に優しい方だ。)
ゴン(あっ、キルア待ってるんだった!!)
ゴン「じゃあカルト!またね〜!!」
カルト「…」
(ゴンお兄様と対等に肩を並べられる様に僕も頑張らないと…!)
ゴン(キルア怒るかな〜…でもなんだかんだすぐ許してくれるんだよねー。この家を出ればもっとキルアと遊べる!けど、カルトやアルカには会えなくなるんだよね。皆大好きだけど、キルアも大好きだから…。)
キルア「遅せぇじゃんゴン!」
ゴン「ごめんキルア〜!カルトと話してたんだ!」
キルア「カルト…ならまぁ良いけど。」
「俺だけ見てろよ…」
キルアが小さく呟いた。
ゴン「…キルア?」
キルア「っなんでもねーよ!行こーぜ!」
ゴン「…ぇ?う、うん!」
キルア「家出を安全にする為にはイルミとミルキを回避する必要があるな。後キキョウも。」
ゴン「成程…、イルミ兄さんが仕事の時に出るのがいいかな。」
キルア「そうだな、ミルキとキキョウは適当に刺したりすれば行けるっしょ。」
ゴン「軽めにねー、イルミ兄さんが次家空ける時っていつだっけ?」
キルア「確か…3日後だな」
ゴン「えっ、すぐじゃん!用意しとかないと。」
キルア「俺はスケボーでも持ってこうかな。」
ゴン「俺キルアみたいに爪尖らせるの無理だし…念の為刃物はいるかな。後釣竿も!」
キルア「釣竿?何に使うんだよ」
ゴン「俺の釣竿結構糸丈夫なんだよね〜!色々使い道あるんだよ!」
キルア「ふーん…じゃっ、3日後の〇時に…」
3日後
ゴン「カルト!」
カルト「…!ゴンお兄様!」
ゴン「カルトは俺にとって大切な人だよ!」
カルト「~~なっ…っなんですか急に…!?」
ゴン「カルト、いつもありがと!」
カルト「~~~~っ!」
ゴン「行ってくるね。」
カルト「…!」
(何となく分かる。ゴンお兄様、この家から出るつもりだ…。最近一緒に居たからキルア兄様も…)
カルトは走るゴンを呼び止めた。
カルト「…ゴンお兄様!」
ゴン「!」
カルト「行ってらっしゃいませ!」
ゴン「…!うん!!必ずいつか戻ってくるよ!!元気でね〜!!」
ゴンはカルトに微笑み、門へと向かった。
ゴン「キルア!成功したんだー、良かった!」
キルア「おう!ちゃんとキキョウとミルキ刺してきたぜ!お前もやりたいこと済ませたんだろ?」
ゴン「うん!じゃあ行こっか!」
キルア「あぁ!」
ゴンに対する感情
イルミ
歪な愛。自分の命よりも大事。ゴンにはオレの事だけ考えてて欲しい。
ミルキ
困った時はなんだかんだ助ける。ちゃんと兄弟してる。
キルア
最愛の人で大切な人。激重感情。ゴンと双子なことに優越感。ゴンは絶対に守る。
アルカ
大好きな兄。いつも遊んでくれてたし構ってくれてた。ゴンの命令ならなんでも聞く。
カルト
自分を認めてくれたゴンに対して神同然の信仰と心酔。強さに関しても尊敬してる。
キキョウ
うちの子可愛い!キルアと一緒にゾルディックを継いで欲しい。過保護。全肯定bot
シルバ
体術は目を見張るものがある。期待してる。キルアを頼む。
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