この作品はいかがでしたか?
100
この作品はいかがでしたか?
100
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ワンクッション
nmmn(実況者様のBL)を含みます
ご理解頂ける方のみご覧下さい
口調迷子です
整地組(krsm)のBLです
現パロ、体調不良を含みます
嘔吐の表現がありますので苦手な方はお控えください。
ではどうぞ
sm side
体調が悪化してきている。
今日はたまたま休みだったから良かったけど生憎同棲しているきりやんが会社の飲み会で昼から深夜までいない。
sm「運悪…」
頭が痛いからとりあえず何かを腹に入れ痛み止めを飲もうかとベッドから起き上がる。
sm「えぇ、食べるもんないじゃん」
今日に限って運が悪い自分を恨む。あと何も置いてないまま飲みに行ったきりやんにも脳内で八つ当たりする。
せめて薬だけでもと思い手に取る。
水を口に含み飲もうとするが上手く飲み込めず出してしまう。
不安からかストレスからか、頭がぐわんぐわんし始める。
sm「気持ち悪……」
吐くことを恐れてトイレへ駆け込む。
sm「ぉ゙えっ、はぁっ、うえ゙っ」
朝から何も食べていなかったから上手く吐けないし胃液しか出てこない。苦しい。
さすがに誰かに助けを求めなければいけないと思い電話をしようとする。
sm「ぅえっ、だ、れか……」
めまいが酷くなり視界が歪む中、暇そうなNakamuに連絡をしようとするが誤ってきりやんにかけてしまう。
sm「あ、やば、ちがっ」
sm「お゙えぇ゙っ」
ぴちゃぴちゃと液が液の上に落ちる音が響く。
kr『ええっ?!スマイル?!大丈夫?!』
だんだんそんなきりやんの声が遠くなっていくのがわかる。
kr『すぐ帰るから!』
その声を境に記憶が途切れた。
───
kr side
スマイル1人にしたけど大丈夫かな、と不安になる。
いつも俺がついてたり他がついてたりするから安心と言えば安心なんだけど、今日は1人だ。しかも体調が悪いようで俺が家を出るまではずっとベッドにうずくまっていた。
kr「うーん…」
shk「どしたの?彼女の心配?」
ニヤニヤと言ってくるシャークんがうざったらしくなり、
kr「そうだけど悪いー?」
と怒った口調で言う。
br「えぇ?!他人の心配なんて珍しい…スマさんになんかあったの?」
kr「うん…体調悪いみたいでさ」
shk「それ大丈夫なのか?帰ってあげたら?」
kr「え?逆にいいの?今すぐ帰りたいんだけど」
br「当たり前じゃーん!僕がきりやんの立場だったら休む連絡もせずシャークんに付きっきりだよ?!」
shk「…ちょ、うるさいっ、そんな大声で言うな!」
br「だってホントのことなんだもーん!」
イチャイチャしてる隙に帰ろうかと準備を始めるとバイブ音が聞こえる。表示は「スマイル」だった。
kr「え、電話かかってきた」
shk「早く出ろよ」
kr「ん…」
sm『ちがっ、お゙えぇ゙っ』
kr「ええっ?!スマイル?!大丈夫?!」
br「え、どしたの」
kr「いや、嗚咽が聞こえて」
shk「ヤバくないかそれ?早く帰れ」
kr「うん」
kr「すぐ帰るから!」
kr「はあっ、はあっ、ただいま!」
急いで帰ってスマイルの安否を確認しようとリビングへ行く。リビングにいないのならトイレだと思い向かうと案の定そこにいた。
kr「スマイル!」
sm「ん、きりやん…なんで?」
目を開いてこちらを見つめる目が困惑してることを感じさせる。会話ができたことに安心する。
kr「嗚咽が聞こえたから帰ってきたんだよ!体調大丈夫?!」
sm「ん、なんとか」
kr「薬!飲めそう?」
kr「とりあえず、なんか食う?」
sm「うがいしたい…」
kr「わかった、ちょっと待ってて」
と立ち上がったと思ったら服の裾を掴まれ立ち上がりきれなかった。
kr「もうちょっとここいようか?」
と問いかけると、うん、と言うように頷かれる。こんなに甘えたなスマイルは久しぶりで心配に少し嬉しい気持ちが混じる。安心させようと頭に手を当て撫でようとしたら自分ですり寄ってきた。
可愛い。
kr「今日は甘えたいの?」
sm「不安だったから」
可愛い返答が来たからもっと撫でてやったら嬉しそうに微笑んだ。
しばらくして水を持ってきてうがいをさせる。
kr「どう?気持ち悪くなくなった?」
sm「…さっきよりはマシになった」
kr「それは良かった」
sm「あの…」
kr「ん?」
sm「飲み会、中止させてごめん」
そんなことを考えていたのかと思う。
kr「そんなこと考えなくていいのに。俺は何よりもスマイルが大事だし。」
そんな一言で頬を染めるスマイルを愛しく思いながら抱きしめた。
約2000文字の閲覧ありがとうございました!初krsmなのでキャラ掴めてないのが多いですが大目に見てください!
ではまた!