第三話、帰り
『もうすぐ学校戻るね!またね!!』
「あぁ!またな!」
ここまでは順調、
だけど_
私は、いつも、【あの声】が気になって、
わざと陰口を言う人たちの方を通って帰っている。
本当は、嫌だけど、気になっちゃう。
〝なぁ、今日も大変だったなー〟
〝それなー〟
〝まああの子がこの学校にいないだけマシだよ〟
〝うるさくないしね〟
〝確かにな_〟
っ_
少し傷ついた、
気分が悪くなって、少しよろけそうになる。
ドンッ(ドアに手をぶつける)
あ_
〝お、おい誰か居たぞ〟
〝は?!誰だよ聞いてんのは!!〟
〝ふざけんな!〟
〝はっ_?〟
見つかってしまった。
逃げようとしたが、それは手遅れで_
〝逃げんな!!〟
パシッっと手を捕まれ、その人たちが居た教室に押し込まれた。
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