。謎世界線のニキしろ
_______________デ ン ワ が、 な ツ た。
。
午前0.56分。日付も変わったというのに俺は1人で酒を飲む。飲むと言うより嗜む、の方がオシャレなのだろうか。分かラないが、いやどうでもいいが、ぼけっと旧Twitterを眺めながら男1人寂しく口にグラスを運ぶ。
虚しくて仕方が無いが、それを一緒にする相手もいなく。またこれも仕方がなかった。
そんな中、ぶー、っとスマホが鳴る。無音のこの空間に突如として現れた音色。綺麗では無いが、空間を掻き乱すには十分の怨霊で。
びく、っと俺は肩を震わせた。誰だ、と内心少しイラつき筒表示を見ると、画面には何度も見た「にき」の文字。何かあったか、とびっくりしつつ、電話に出る
「 おー、 なんか ようか。 」
「 なんか妖怪!ってね、!笑 」
「 違う、 こっちだよ ぼびー 」
何を言っているんだこの男は。 こんなド深夜に電話をかけてきやがって。ニキがこんなに明るい声色なのが恐怖しか感じなィ、
「 では、 こちらの 死霊を ご確認くださいな 。 」
「 は ァ ?? 意味 分からんて 。 」
) 「 ちが、う!!! ちがうよ ぼびー、 、! 」
ニキとのLINEを開く。 そこにはアイツの自撮りが送られてきて。心底イラついたので電話を切ってやった。さぁ、俺ももう寝ようかと酒を片付ける。そういえばニキの電話がかかってこない。またかけてくるかと思っていたが、まぁ、気まぐれなアイツだ、そんなこともあるだろうと。俺はベットに入った。
すると電話がカかって来た。また俺をびっくりさせやがって。と少し恨む。
「 俺じゃない、俺じゃないんだよ!! 」
「 だから なんだよ 、 」
「 ョ う は な ィ ん だ よ 笑 」
「 ぼびー、 ! 逃げて、 ぼびー、 !」
少し片言のような気がした。よるだし、こいつも眠いのかな。
「 は?? 俺 も う 寝たいん ゃけど。 」
「 ぼびー、 たすけて、 」
返答がない。 段々と気味が悪く感じた。
だから、俺はおやすみとだけいってでんゎを切った。 変な頭痛も襲ってきた、これは眠るしかないな、そう思い眠りについた。
、
また、ツぎのひ。今日も電話がかかってきたから出る。
「 ォ は よぅ 、 」
「 。」
今は夜なのに、昨日から少し様子がおかしい。俺は頭痛がひどいから、今日は早く寝る予定だった。 だから今日も、適当に電話を切った。
。
頭が痛い。ずきずきと、がんがんと。頭の中で何かが響くような。そういえばニキも、そんなことを言っていたような。今日は電話はこない。ニキとの関わりと言えば、LINEで「明日そっち行く」と来ただけ。まぁ、明日も特に何も無いから、いいけど。頭痛のことも聞いてみたいから。
。
「 や ッ 、 ほ ー 」
また別の日。こいつは家に来た。??
誰だこいつは。知らない。ニキじゃない。
「 お前、 ニキ ちゃうよ 、誰や。 おい。 」
「 ねぇ、 せんせー。 もうこっちにこよう? 」
? だれだこいつは。おれはしらない。
しっていても、しりたくない。
めがいたい。あたまがいたい。きもちがわるい。 にきは?にきってだれ?わからないけど、わかる。わかりたくないのか、わからないのか。それすらもわからない。
いや、これはにきだ。にきなんだろうね、きっと。
「 うん、 たのしもうな。 にき。 」
なにを?しらない。わからない。
「たすけて。 にき 」
きっと
この声は 届かない。
とどいてほしい
にき。
たすけて。だれでもいい だれ?だれでもいいの?おれでも?なにが?
。
「 。 俺の コぇ、 に 耳を 貸さないから。 ソゥ な る ンだ、 よ꙲。ぼ꙲び꙲ー꙲ち꙲ゃ꙲ん꙲。
あ꙲い꙲し꙲て꙲る꙲の꙲に꙲ね꙲
」
拝啓。 ぼびー へ。
最近、俺頭痛が酷いって言ってたでしょ?
何となく、見たサイトでオカルト的なことを言ってたからさ、ちょっと霊的なところに行ってきたの。 そしたら俺にすげぇのが取りついてるらしいんだわ。だから俺に近づかないで。 俺から連絡が来ても、無視して欲しいんだよね。ごめん、ちょっとの間だけだから。 あぁ、 あと お前も、お祓い行った方がいいかもしれない。お前には、助かって欲しいから。俺はもう、長くないと思うから。
ニキより。
黒い目がさらに黒く染まったニキの瞳。
一瞬光が戻り、涙を流す。そして 無念にも渡せなかった一通の手紙を、狂ってしまった最愛の相棒へと、押し付け。彼は倒れ込んで息を引き取った。
架空の存在となった「ニキ」と、話している幻覚を、きっとしろせんせーは見続ける。だから、目の前のゴミと化した死体に話しかけているのだろう。
。
だれがはなしてるのかって。 次取り憑く先を決めている、幽霊に決まってるだろう?笑
。
なんてね。
。
誤字は誤字じゃないんです…違うんです…
なにかやろうとして訳わかんなくなったんです…
コメント
1件
本当になんだこれ。私はね、「お前、ニキじゃないだろ」っていうセンセが描きたかった訳。なにこれ?