素敵だね二人手をとり歩けたなら

素敵だね二人手をとり歩けたなら

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／チャット画面

Sm「いきなりですけど」

Shk「なにー？」

Sm「通話してみません？声知らないんで…」

Shk「通話かー…苦手なんだよね、なんか恥ずかしくて」

Sm「そうですか…」

Shk「ごめんねー、あ、今ひま？」

Sm「暇です、ゲームやりましょ」

Shk「そうそう！誘おうとした！w」

今日もまた二人でゲームをする

趣味が合うから一緒にやって楽しい

こんな友達今までいなかったから

シャケさんとゲームできるのは嬉しい

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オンラインゲームだから、知らない人と繋がることはよくある

そのうちの一人、俺と同い年の”Broooock”

ゲームは最近始めたそうで

強くなりたいから、という理由で

シャケさんと俺と一緒にゲームすることが多々ある

……もちろん、Broooockとシャケさんが二人でゲームすることもある

少し嫉妬というか、自分の方が先に出会って仲がいいのに

初心者のBroooockは守ってあげたくなるような雰囲気があるから

シャケさんはBroooockさんをカバーすることが多い

／チャット画面

Sm「今日も寝れないのでゲームしましょ」

Shk「いいけど、成長期なんだから早く寝ろよ？」

Sm「シャケさんもじゃないんですか」

Shk「俺はそのー…もう伸びないというか、」

Sm「…なんか触れちゃってごめんなさい」

Shk「謝るなよ、もっと悲しくなる」

Sm「w」

Br「こんばんは〜」

Sm「あれ、Broooock寝てないの？」

Br「それはスマさんもでしょ」

Sm「そうだけど…」

Br「シャケさんも起きてるんですね〜」

Shk「まぁ…夜はよくスマイルと遊んでるよ」

Br「いいなー、僕も入っていい？」

Shk「ん、いいよ」

Sm「いいよ」

本当はシャケさんと二人で遊びたい

Broooockにシャケさんが盗られそう

……俺のものじゃないけど

でも、なぜかBroooockはシャケさんのことが好きなんじゃないかって思っちゃう

……怖いなぁ

Sm「ごめん、明日朝早いからやっぱり寝る」

Br「えー、そうなの……残念」

Shk「そっか、また明日やろ」

Sm「うん、おやすみ」

嘘だけど……逃げたかった

邪魔者扱いされないか不安だった

シャケさんはBroooockのことが好きかもしれない

Broooockもシャケさんのことが好きかもしれない

そう思うと怖くてたまらない

……オフラインにしてゲームしようかな

オフライン状態にするとゲームしてても他の人にバレないの、いい機能だな

二人で遊んでる、チャットもしてる

俺だけのものじゃないんだな…