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irxs
エセ関西弁
キャラ崩壊
誤字脱字〇
○殺未遂描写
地雷さんは御遠慮ください
似たような作品があっても
パクリではありません
本人様とは全く関係ありません
書きたいように書いたので駄作です。
赤side
ここは私立ダイス高校
この辺りで知らない人は居ない名門中の名門校
俺、りうらはそこの学年首席
なわけなく…
モブt「もう少し頑張ってみないか?」
「正直今の成績だと進学も危うい」
赤「そうですか」
モブt「俺はお前が心配だよ」
「最初の方はあんなに頑張ってたじゃないか」
赤「…」
モブt「…今日はもう帰りなさい」
「また今度親御さんと一緒に話そう」
赤「…失礼します。」
黒「久しぶりやな」
赤「アニキ!!」
黒「元気だったか?」
赤「ん〜、普通かなw」
この人はアニキこと悠佑
俺の学校の教師兼幼馴染だ
何かと俺のことを気にかけてくれる
赤「今度アニキの家行っていい?」
「久しぶりにアニキのご飯食べたい」
黒「ええよ」
赤「有難う、楽しみにしてるね!」
黒「おん」
赤「じゃあまたメールで」
黒「最近兄にいつ会った?」
赤「…」
黒「心配してたで」
赤「嘘つかなくていいよ」
「彼奴はりうらに興味ないから」
黒「そんなことない」
「彼奴なりにりうらのk…」
赤「りうら帰るね」
黒「…分かった」
「今度顔見せてやれよ」
赤「…うん」
嫌いなやつがいる
普通の嫌いとは違う
憎悪と嫉妬の塊が入れ混じった嫌い
其奴は俺よりも知能も人間としても優秀で
みんなから尊敬されてる人
それがうちの兄だ
昔は仲が良かった
幼少期
赤「まろ、あそぼ〜!」
青「もう少しで終わるから待ってて」
赤「やだ、今遊びたいの!」
青「後10分ぐらいやから、ね?」
赤「やだ…!!」
青「もう…分かった、遊ぼっか」
赤「やったー!!」
どこにでもいる仲のいい兄弟
年も結構離れてたから
兄にはそれはもう我儘を聞いてくれた
自分の事は後回しで俺を甘やかしてくれた
けれどいつからか兄は変わってしまった
幼少期
赤「まろ、あのね!」
青「勉強に集中したいから話しかけてこないで」
赤「え…?」
青「迷惑なんだよ」
赤「なんでそんな事言うの…?」
「りうらなにかした?」
青「…」
赤「したならあやまるから教えて」
青「…自分で考えてみたら?」
「俺は部屋で勉強するから、入ってくんなよ」
最初の方は仲直りしようとした
毎日何度も一生懸命考えて
小さいながらよく頑張ったと思う
けれど兄は許してくれなかった
理由を聞いても教えてくれない
*大好きなお兄ちゃん*から
*大嫌いな兄*に変わったのは
それから一年後の事だ
赤「屋上誰もいないじゃん、ラッキ〜」
唯一息が出来る場所
学校ではいつも兄に無意識に比べられる
「お兄さんは優秀なのに」
「お前の兄は凄いよな」
毎日のように言われ続けた
それが嫌になり学校に行かなくなった
赤「俺がもっと優秀だったら良かったのかな」
もし俺が兄みたいに優秀だったら
周りに比べられることはなかったし
親が離婚することも
兄とも仲良く居られたかな
赤「…もう考えるのやめよ」
「どうせ今日で終わるんだから」
屋上の端に立ち、下を眺める
下には友人や恋人と仲慎ましそうな生徒
ここからでも少し笑い声が聞こえる
後少ししたら笑い声から叫び声に変わる
苦労の多い人生だったけど楽しい人生だったな
と思いながらとびおr…
?「ちょっと待ったああああ!!」
「そこ、今すぐ止まれ!!」
赤「え…、誰?」
?「え、俺の声聞こえるの」
赤「は?」
?「ま、そんなことよりそこから離れてもらって…」
赤「そこ重要だから!」
「声が聞こえるのって何?」
?「普通にそのままの意味だよ」
赤「ごめん、理解が追いつかない」
?「簡単に言うと…」
赤「は?…え、じゃあなんで今りうらと話せてるの」
?「分からない」
赤「りうら以外とは話したことないの?」
?「声が聞こえないみたい」
赤「そうなんだ…」
?「なんで死のうとしてたの」
赤「急だね」
?「解決は難しいけど話ぐらいなら聞くよ」
赤「君に関係なくない?」
?「関係ないからこそ救われることもあるよ」
赤「…」
?「話して欲しいな」
赤「…わかった」
?「優秀な兄を持つとこうなるのか…」
赤「そだよ」
?「すごい複雑だね」
赤「まあ、確かに」
?「じゃあ、行ってらっしゃい」
赤「え!?」
?「ん?」
赤「普通止めるもんじゃないの」
?「君が死のうが俺関係ないもん」
赤「じゃあなんで俺の事引き止めたの」
?「聞こえないと思ってたから」
「見てるだけなのは辛いからさ」
赤「なら何で今止めようとしないの」
?「さっき言った通りだよ」
「それに君がそれを望むなら俺は君の意見を尊重しようと思う」
赤「…なんか、変な人だね(?)」
?「はぁー!?俺の何処が変な人なんだよ」
赤「君以外に同じようなこと話したら君とは違う反応してた」
?「例えば?」
赤「死なないでとか前向きに考えろとか」
?「そんな事言われても現状は変わらない」
「根本的な解決にはならないよ」
赤「だよね!」
?「そういう人多いよね、正直腹立つ」
赤「それな!!」
?「まぁでも、それだけ君を好きな人がいるってことじゃん」
赤「そうなのかな…」
?「そうだと思うよ」
赤「そっか…なんか君と話してたら死ぬ気失せたな」
?「そりゃ良かった、ならもう家帰りな」
赤「…いつもここにいるの?」
?「俺?」
赤「うん」
?「いつもって訳じゃないけどほとんどここにいるよ」
赤「会いに来ていい?」
?「好きなようにしなよ」
赤「じゃあ、明日から毎日会いに行くね」
?「毎日!?それは来すぎじゃない」
赤「だって君と話すの楽しいんだもん」
?「霊と話すとか厨二病かよ」
赤「そう思われてもいいよ」
「りうらは君のことを知りたい」
?「俺の事知ったところで君にはなんのメリットもないよ」
赤「それでもいいから知りたいの」
?「ふーん…変な子だね」
赤「お互い様だよ」
「これからよろしくね」