テスト終わって最高ですね気持ちがよろしい
なんとなーく書いてみたかったです。
ケーキバースとか言うやつ
拾ってきました、こんな感じですね。
初めて書くし、まじまじと見たことないジャンルなのでお手柔らかにお願いします。
感覚で書いていきます。
⚠
🌩🦒(フォーク)「」×🐝🤣(ケーキ)『』
いろいろ雑
nmmn作品、ご本人様とは全く関係ありません。
🌩🦒side
『あ〜、終わった終わった〜!!!
ほんまに今回の敵強かったわ〜!!』
「は〜〜…しぶとかったね〜〜」
任務終わり、俺たちは強敵を見事に倒し終わって拠点へ戻っている途中。
ぐーっと疲れた体を伸ばしながら歩く彼、
伸びると、僅かにふわっと鼻を刺す甘ーい焼き菓子の香りがした。それと共になる空腹の音。
俺は世間的に言うフォークで、物心着いた時から他のフォークの人よりかは味覚はうっすらとするものの、めちゃくちゃ美味い!という飯にはまだ会ったことがない。
あ、でもウェンの唐揚げは好きだな。とか思ったり思ってなかったり
けれど、いろんな経験や、ケーキの人を見てきたが目の前にいる彼は確実に今までで一番美味い奴。と体内が叫んでいる感じがする。
どうしても彼の微かな香りは逃さないし、忘れられない、今までで一番ドタイプな香りを撒いているマナ。
本当だったら即フォークとか言って食ってやりたいところだけど、実はまだ誰にもこの性の事は言ってないから我慢して唇を噛む。
「あー、お腹減った〜そこら辺のもの全部食べちゃいたい。マナ食べよっかな。」
『いや怖っ!?!?リトフォークちゃうんやし変なこと言わんといてや〜〜w 』
分かっているであろうけど、マナは生粋のケーキである。もう香りで丸わかり。苺みたいな香りする。
しかし彼は全く無自覚、自分でケーキだと分かっていないようで本人は一般人やで〜とヘラヘラしているからなんか腹立つ。なんて思ってると
『リトー、せっかくやしご飯食べに行かん?
俺行きたい店あるんよね〜〜!!』
「え?今から!?」
突然ご飯に誘われた。
が、マナを目の前にするとどうしても飯食う気出ないというか…マナが美味しそうすぎてどうも食欲が普通に湧いてこない。
やべぇな俺、いや俺だけじゃない全フォークが同じこと思ってるだろ。
とりあえずキラキラと目を輝かせる彼を断る訳には行かないからご飯には行くとOKを出す。
嬉しそうに喜ぶマナがめちゃくちゃ可愛らしくて食っちまうぞ、ほんとに。
なんやかんやあって、現在午後8時。
どうせだったら居酒屋に行こう!とマナの提案で個室のお店を予約してくれた、平日だから空いてたんだって。ありがとうマナ結婚しよう。
そうして居酒屋に着いたはいいんだけども……
『ん〜、何食べようなぁ…全部美味しそうなんやけどリトは食べたいのある?』
「え…あー…うーん、俺はこれでいっかな…」
どうも個室だからマナの甘ーい香りがより充満してしまって気が落ち着かない。
あぁマナって美味しいのかな、 どんな味するんだろ、 すげぇいい香りする…お腹減った……
と考えるのはメニューでは無くそれを見つめる彼の事だけ。
どんどん気になって気になってしょうがなくて、ただでさえご飯は食べる方だし、我慢出来ないタイプなのに食べれないとかもう頭が破裂しそう。
『…リト!!!おい、聞こえてるんか!?』
「っは!?え”何!?はい!!聞こえてる!!!」
『聞こえてへんやろ!?何回声掛けても反応せえへんから空腹かなんかでコロッと死んだかと思ったわ…』
「いやぁ…マナさんすみませんっ、少し考え事してましたわ…w」
『へ〜、考え事かぁ?
そんなに重要なん、言ってみいや』
「は……いやいやいや、大丈夫っす、
自己解決出来るからさ!!!」
『リトはそういうクセあるからな〜〜
す〜ぐ自分で抱え込むんやからさ、
な?ほら言ってみ!!』
そう言ってぎゅっと勢いよく俺の手を握ってくるマナ。
やめろ、やめてガチでケーキが目の前にある
美味しそう、マナが悪いし食べていいかな。
いや、ダメだ。いくら相手がケーキとは言えここで口にしたら絶対に元の関係に戻れなくなる。
マナの人生に掛かってくるから絶対ダメ。
でも…目の前には念願の大好きなケーキがある。
しかも自ら足を運んでやってきた、もはや食べてください。と言わんばかりに来てるでは無いか。
天使と悪魔がかなりバチバチと喧嘩してる。
でもほんとに理性を保たないと、少しでも切れるとマナを穢してしまいそうで。
『なぁ、リト…さっきから喋らんけどほんまに
なんかあったんか…?』
声をかけ、より1層握る力が強くなり心配そうに見つめるマナ。
これもう脈アリだろ、いいよね、いいよな。
1口くらいなら許してくれるはずだから……
「っ、ごめんマナ…許して欲しい……」
そのまま俺は念願の彼の手に口を付けた。
🐝🤣side
『っ、ごめんマナ…許して欲しい……」
そう彼が発した言葉の意味が分からなかったが、次の行動で直ぐに理解ができた。
そっと俺の手に口を落とすと、 そのまま軽くぺろりとひと舐めして、指を口に入れ込む。
『は…り、リト!?何しとるんっ!?!?』
「ごめ…許して…あと少しだけッ………」
そう言う彼の目には軽く涙が溜まっていて少しと言っても俺の手を口にする行為は辞めるつもりはなさそう。
ただひたすらにあむあむと俺の手を頬張るリト。
目にハートを浮かべてるような気がして手にゾッコン中なのが分かる。
ここまで普通夢中になって舐めるか…?
あれ、まってもしや、こいつ……
『っ、リト…?お前フォークなん?』
「…ん、そうだよ、俺フォークだよ。
んで、お前ケーキな?マナ理解出来る?」
『は…え、えぇ”ッ!?!?ほんまに言ってるん!?!?』
今日一、いや人生一びっくりした衝撃事実。
俺…ケーキだったんだ……
俺何味なんだろ、とかはさておき
とにかく今は美味しそうにただ頬張るリトを何とか手だけじゃ可哀想だと別なところにしてあげないなーっと思う。
どこがええんやろ…手とかなんか汚いやろ……
てか、フォークってケーキ食えればなんでもええんかな?知らんけど。
『り、リト?とりあえず手汚いから…
ほ、ほら!!!首回りとかにせーへん!?』
「…いいの?」
『も、勿論!!ええに決まっとるやろ!!』
首回りにしよう、と言って何分経っただろうか。
未だにリトには食べられてばっかだし
俺も何でここにしたんだろう、とめちゃくちゃ後悔してる。
『ぅあッ…、!?//やめそこくすぐったッ……/// 』
「ん…はっ、ここの周りクリームっぽくて
めっちゃ美味いわ…♡」
『ゃだぁッ…//美味いとかようわからんわっ…//』
「うんうんそうだよなぁ…でも、人生で食ってきた物の中でマナが1番美味いよ…?♡」
『っひ!?//ゃめッ”噛むなぁ!?///』
噛んだり、舐められたりされる度にくすぐったくて徐々に感度も上がってる気がしなくもない。
不快感はなく心做しか気持ちがいいし幸福度でこちらも満たされてる気がする。
こうして続けてるとこんなムードの中ふと思ってしまった、
ここ個室とはいえ居酒屋やん。
声聞こえてるんとちゃう???
過ぎったこの考えが中々に抜けず、徐々に焦りを覚える。
え、やばくね?普通に外の人気まずいやろ。
これホテルとか行った方がええんかな、
でもこの状況でリト止めるのも申し訳ないわぁ…
いろんな思考がグルグルと回転してると
リトから不意にシャツに手を突っ込まれた。
『ぁッ”!?//ぅ、まっ、リトストップ!!!///
ここ居酒屋!!やるなら場所変えるで!?//』
「っは…ゃべ、ごめんマナ…
つい調子乗ったわ……」
『な、?ほ、ほら沢山リト俺の事食ったと思うし、普通に飯食おうや!!』
「え?今から飯食うの?
ホテル行くんじゃなくって?」
っこいつ真っピンクや、俺の事食う気満々過ぎる。声もガチトーンだし、すげぇすんってしてる。早く食べたいんだろうなって見てても思うくらい。
ちょっと可愛く見えてきたから許してあげるわ。
『…はぁ”、今日だけ飯我慢したるわ。
俺やるから今度絶対奢れよリト??』
「っ、その言葉待ってました〜!!!
よし行こ、ラブホ近くにあるって」
『は、サーチ済み!?早ない!?!?
って、ちょお”い!!!!?俺歩けるから!!』
「はいはーい、行きますよ〜♡」
『リト、おまっまじ許さんわ!!!!!』
そうして俺はリトに片手で担がれてめちゃsexyなホテルへ向かったのであった。
後日、付き合ってリトにしょっちゅう食われるのはまた別のお話。