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私は昔から弱虫だった
運動も音痴で勉強も人並みにはできる、いわゆる凡人だった
でもそんな私でもネイルは、ネイルだけは私の味方をしてくれた気がした
美波「うわぁぁぁ!!…どうしよぉ」
美波「ネイルパートナーがいないぃぃ」
紗奈「落ち着いて美波」
優香「そーだよ美波、落ち着きが大事」
美波「そう入ってもさぁ….」
紗奈「協力はできないけど私達が応援してるから、ね?」
美波「いい友達を持ったよぉ(泣)ふたりともありがとう(泣)」
優香「そんな泣くことじゃないでしょ」
美波「だって二人がいなかったらネイルパートナーの話も誰にも相談できなかったよ」
隼人「ネイルパートナーが、なんだって?」
この人は隼斗、陽キャでスポーツのできる、私のちょっかいばかり出す変なやつ
…まあ好きなんだけど
美波「あんたには関係ないでしょ」
隼人「別にいいじゃん聞くぐらい」
美波「まあ、大したことじゃないし、!ネイルパートナーを探してただけだから!!」
隼人「なら、それ俺がやろうか?」
美波「え…」
冗談で言ってるわけじゃないよね?
美波「なんで…」
隼人「俺、困ってる人を頬っておけないし、それに…美波のこともっと知りたい」
なによ..そういうときだけ
優香「いいじゃん!!美波、隼人にやってもらえば?」
美波「別に…いいけど」
隼人「じゃあ決まりだね」
隼人「「今日の放課後、残って」」コソッ(耳打ち)
美波「分かった…」
これが隼人との関係を変えるなんて思っても見なかったのだ