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彼は仏のようだった
そう仏だった
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彼はいつだって穏やかに、にこやかに私たちを見ていた。
彼は仏のように優しかった
彼は仏のように寛容だった
彼は仏のように聡明だった
彼はまるで
否
まさに仏だった
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私たちが怒りに任せ言葉を発する時
彼は静かに仏さながら優しく見守っていて
私たちが悲しみに暮れている時
彼はやはり静かに仏のように優しく見守っていた
私たちが喜びに浸っている時
今度もまた静かに仏のごとく優しく見守っていた
私たちが阿呆みたいに感情に踊らされている時
彼はまるで悟りを開いた仏のように静かに見守ってくれた
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彼は仏のようだった
仏のように優しくて
仏のように寛容で
仏のように聡明で
仏のように
仏のように
仏のように
彼の長所をあげる時必ず頭に仏のようにがついた
ならば彼の短所は?
いつも少し距離があって
なんだか他人事で
どこか深いところ では人を寄せ付けない
やはり仏なんだ
私たちと仏にはあまりにも遠すぎる空間が、間合いが、隔たりがある
私は仏には会えない、否会ったことがない それ故に一概にこんな人だとは言えないが
仏だって一人一人に本当の心の底から寄り添うわけが無い
寄せつけないのも他人事を同じ理由で説明が着く
長所をとっても短所をとっても彼は仏だった
私たちがどれだけ手を伸ばしても届かないところで静かに微笑んでいる
何度だって言おう
彼はいつだって
どんな時だって
ずっとずーっと
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とても読みにくくてすみません💦💦
ここまでお読みいただいた方本当にありがとうございます!
「彼」が「仏」であることを一番アピールしたかったのですが
ちょっと余計なものをつけ足しすぎましたね💦💦
次作があるか分かりませんが活かしていこうと思います!
ご拝読ありがとうございました!