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ワンクッション
・今回はiris二次創作ではないである。
・irisとは全く関係の無い物語である。
・オリジナルである。
・あなたの好みではない可能性が大いにある。
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メイちゃんはとっても可愛い女の子。
そんなメイちゃんには恋人がいます。
メイ「大好き。私も貴方のこと愛してるわ。世界で一番大好きよ。」
1人。
明るくて、幸せな部屋の中。メイちゃんは恋人に愛の言葉を囁きます。
ほら、とっても幸せそう。
ーある日ー
メイ「お母さん、お父さん。今日は私の愛する人を紹介するわ。きっと2人ともダイラーの事が大好きになってしまうわ!」
今日の夜、メイちゃんは恋人のダイラーをお母さんとお父さんに紹介するみたい。
お母さんは嬉しそう。
母「まぁ!いつの間にそんなに大人になってしまったのかしら…!」
メイ「もう、お母さんったらw私はもう17歳よ?彼氏の1人や2人、出来たっておかしくないのよ?w」
母「そうね…まだ実感がわかないわ…」
お父さんはちょっと不服そう…
父「…」
メイ「楽しみにしててね!」
メイ「この人が私の愛する人、ダイラーよ。よろしくね」
お母さんもお父さんも言葉が出てこないみたい。
それでもメイちゃんはダイラーと仲良くおしゃべり。
メイ「ねぇ、ダイラー?これ、とっても美味しいのよ!私の大好物なの!」
ほら、とっても幸せそう。
・・・
でも…
母「……………………こんなの…」
メイ「え?」
母「こんなの…!!!おかしいわ!!だって、それは……!!!っっっ〜〜〜〜〜!!!!こんなもの!!!」
お母さんはとっても怒ったような顔をしてダイラーを破っちゃった。
メイ「…………え、…?」
メイちゃんは何が起こったのか分からないみたい。
母「あの子…やっぱりどこがおかしいんだわ…お医者さんに診てもらったほうが…」
父「…あぁ。」
メイちゃんは1人、幸せなその場所であの人と手を繋ぐ。
メイ「ねぇ、ダイラー?何処にいるの…?貴方に会いたい…貴方に触れたいの…」
メイちゃんは1人、楽しいその場所であの人の事を想う。
メイ「あぁ、ダイラー…そこに居たのね…今行くわ…好きよ。愛しているわ…貴方のこと、大好きなんだから…」
メイちゃんは1人、その場所で幸せに手を伸ばす。
メイ「ねぇダイラー?今日、お母さんとお父さんに貴方のことを紹介したいの。えぇ。大丈夫よ…wきっと2人とも、貴方のことが大好きになってしまうわ…」
メイちゃんは1人、その幸せに浸って、溺れて…
大好きな”その人”に逢いに行く。
メイ「私は貴方に伝え続けるわ…愛しているの。永遠に…」
永遠に。
ー過去ー
母『メイ?』
メイ『な〜に?』
母『これを貴方にあげるわ!5歳のお誕生日おめでとう!!』
メイ『わぁ!これ、ぬいぐるみ!?✨️』
お母さん『えぇそうよ!この子の名前は───』
『〜〜〜で、一人の少女が遺体で発見されました。少女の部屋には”ダイラー”と書かれた首輪を付けているクマのぬいぐるみが落ちており、少女はそのぬいぐるみに異常なまでに依存して』
ブチッ
幸せなメイちゃん。
貴方はそのままで、貴方はこのままでいてね。
貴方の物語はずっと楽しい。明るくて、笑顔のまんま。
幸せなメイちゃん。
純粋な瞳は本物で、その瞳に苦しいなんて似合わない。
綺麗なものだけ見ていてね。それだけで貴方は素敵でいられる。
ねぇメイちゃん?
僕はね、メイちゃんと一緒に居られて、本当に幸せだよ。
クマ「きっとメイちゃんも同じ気持ちだよね。」
〜end〜
最後まで読んで下さってありがとうございました。
そして、前回の作品に多くの方がいいねしてくださった事、とても嬉しく思います。
今回はいつもとは少し違う、オリジナルの物語を投稿させていただきました。
この先、いくつかストーリーを投稿するにあたって、今回のようなオリジナルのものも投稿します。ご了承ください。
余談ですが、世界には生物ではない物に対して、性的、恋愛的に惹かれる方もいらっしゃるそうです。
対物性愛(たいぶつせいあい)というものもあると聞きました。
それは、車や電車や橋、そしてぬいぐるみなどにも惹かれる方がいらっしゃると。
申し訳ありません。長くなってしまいました。
これからもどうぞご贔屓に。
ご自愛ください。