この作品はいかがでしたか?
50
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4️⃣流(zmem)/未完
・誤字の確認等一切無
Title:テセウスの船
⚠︎第一次⚙️の4️⃣流の小説です⚠︎
⚠︎基本zmさん視点で進みます⚠︎
⚠︎御本人様とは一切関係ありません⚠︎
⚠︎私にBLを期待しないでください⚠︎
⚠︎同名のドラマ作品並びに同名の小説とは一切関係ありません⚠︎
⚠︎タイトルでなんとなくこの小説の雰囲気察せる人いそう⚠︎
⚠︎アドバイスは嬉しいけど批判コメ書いてる暇があったらブラウザバック!!!してください⚠︎
それはほんの些細で不運な事故。
前方からの流れ弾が脳天を貫いた。
即死だった。
生憎、人間の体は脳天を貫かれても生きられるような頑丈さを持ち合わせていない。
それに彼は、特段頑丈な人間ではなかった。
寧ろ華奢で脆弱な方だった。
それ故か、前線で使う銃を訓練場で的に命中させられたと自慢げに報告して来たのは記憶に新しい。
だから
「気ィ付けろ言うた筈なんやけどな」
だから、任務前にあんなにも忠告していたのに。
彼の耳にタコの出来る程言った筈なのに。
帰って、来なかった。
二日程後で上司から聞かされたのは戦死のたった二文字。
そのたった二文字で彼ーーーエーミールの死は処理されてしまう。
エーミールは前線に駆り出されなければもっと生きられた。
そう、確信していた。
エーミールは昔から頭が切れた。
同時に、先述の通り体は弱かった。
とりわけ病弱というほどでも無かったがしかし、頑丈とも言い難い体つきであった。
故、本来は前線に出るような人材では無い筈だ。
しかし悲しいかな、現在軍は人材不足が加速しておりとても前線に出る人材を選べる状況には無かった。
帰って来てほしいと、願っている。
エーミールの死んだ一週間前から今もずっと。
同時に心のどこかでは、帰ってくることなどないと理解もしていた。
死体は焼いて埋め、名前と没年月日だけを刻んだ簡単な墓も作った。
それでも尚割り切れずに居た。
だからエーミールの部屋は一週間前から一切変わらない、キレイな部屋の儘だ。
帰ってこないことを理解しながら、しかしいつか帰ってくることを願って。
今日も誰も居ないエーミールの部屋を掃除する。
部屋の隅で、哀しそうに佇む一つの影には気付けずに。
翌日もまた同じ様に一日を過ごす。
戦時下とは言え、最前線でなければ特段変わった事もない。
その筈だった。
変化は確実な形で、突如として現れた。
(今大雑把に書き留めてるのココまで)
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ここで議論
文章中ではエーミール呼びになっているものの声に出す時は「エーミール」って呼ぶのか「エミさん」って呼ぶのか問題
いやわかんない、まじで
・ここの文章おかしいとか意味ワカラン(単語の意味とかは自分で調べてどうぞ)とかあったら気軽に言ってください
あとこの先の展開は一応私の中でぼやっと決まってますがもしこういう展開がいいとかこうだったらいいなとか、色々コメントに打ってくれても嬉しいです
追記:世界線とかは軍パロっぽい事以外特に決まってません
(終)
コメント
8件
【急募】乗らなくなった筆を再度乗らせる方法
すごお前作家になれるんじゃね⁇
げーせんさん、小説の才能もあったなんて……、少し考察を話させていただきます‼︎ まず題名のテセウスの船、一番最初に思いつくのはテセウスのパラドックスですがこのパラドックスと物語を繋げてみると、これから先は私の憶測ですがemさんは何らかが原因でemさんと全く見た目も体の中も同じ人がzmさんの目の前に現れて、zmさんはそれをemさんだと捉えるのか否かと言う物語かな?私の考察でした‼︎長文失礼しました🙇