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甲斐田side
桜魔にはとても綺麗な桜が一年中咲いている。
日本の文献には、桜の樹の下には死体が埋まっているらしい。
と言う事は、桜魔の桜にも死体が埋まってるはず。
これでも研究者な性分で、気になった事はすぐに試さないと気が済まない。
でも、桜の下を掘る変な研究者ってレッテルを貼られるのは嫌だから
自分に認識阻害の術をかけてから、シャベルとライトを持って外に出た。
今は夜だからバレないよね…?
桜の樹につき、早速土を掘っていく。
だが、根の近くに近づくに連れて、だんだん土が固くなっていく。
自分の頼りない筋力を使ってどんどん掘っていくと、
変な感触があり、やっとか!と顔を輝かせて見てみると、そこにはお目当ての死体があった。
夜だから、顔や、腐敗状況はわからなかったけど首元にある飾りのようなものを触ってみると、そこには触り覚えがあると言うか、見覚えがあると言うか…
死体に近づいて持ってきたライトで顔を照らしてみると、そこには見覚えのある顔があった。
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ノベル楽しい。
ご愛読よければどーぞ!