躾

水×赫

学パロ

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_水_

＜今日は転校生が＿＿＿＞

ホームルーム中

いつもなら聞き苦しい担任の声も

すんなり入ってきた言葉

クラスの雰囲気が一気に変わり出した。

別に人なんて興味無いけど…、 なんて思っている間に”転校生”が教卓の前を通り過ぎた

しっかりと手入れがされていて風に靡くサラサラな赤髪。

顔は信じられないほど整っていて女子の目がだんだんはーとになっていくのが分かる

なんだか目が離せない。

赤:『初めまして。赤です。』

え…それだけ?

予想もつかない挨拶だった為、担任もクラスメイトもぽかんと大口をあけている。

いやさ、もっと趣味とかね?なんかあったんじゃないの…?

赤:『席ってあそこですか。』

一つだけ誰も座ってない席を指差す

そしてすたすたと軽い足取りで席に座った

行動が全くよめない。

人に興味なんてなくて、

ずっと1人でいいって思ってたのに。

なんだろう凄く惹き付けられる

水:『ねぇ僕水。』

水:『赤くんだっけ、？』

赤:『そうだけど。』

赤:『なんか用?』

そう言い僕を睨みつけた。

いいね、生意気な感じ。嫌いじゃない。

だけど生意気な子猫ちゃんには”躾”が必要かな

僕が可愛くしてあげるよ。