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lrfw 再掲
ご本人様とは一切関係ございません。
fw side
深い眠りについているはずだった。
俺は大切な人を失う夢を見た。
頬には涙が流れ、呼吸が少し乱れていた。
カーテンの隙間からは月の光か街灯かわからない光が漏れている。きっとまだ夜中だろう。
俺の涙は止まることを知らない。
夢だと分かっているのに悲しくて、辛くて、寂しくて仕方なかった。
迷惑だと分かっているが、もう腕と口が止まらなかった。
fw「ろれ、起きて、、ろれ、ろーれん」
しばらく経っても返事がない。
俺は彼の体を揺らしながら声をかけた。
fw 「ろれ、、?ねぇろれ、!!」
lr 「んー、どしたのみなと、」
fw 「ろれ、、、」
lr 「みなと泣いてる、!?どうしたん怖い
夢見た?」
まだ涙が止まっていなかったらしい。
怖い夢を見たことも見透かされていた。
fw 「ろれが、、」
lr 「ゆっくりで大丈夫よ」
fw 「ろれが、死んでまう夢みた、」
彼の優しく落ち着いた声を聴くと安心したからだろうか。さらに涙が溢れてきた。
lr side
夜中に起こされたかと思ったら、どうやら俺が死んだ夢を見たらしい。
悲しくて泣いてくれたのか。
涙を流す姿も美しくて仕方なかった。
lr 「俺ずっとみなとの横いるから。大丈夫
よ。」
「みなと明日朝早いでしょ?こっちおい
で?一緒に寝よ」
fw 「うん」
湊はおいでと言うと俺が広げた腕の中にすっぽりと入ってきた。返事をする声は先程よりも小さくなっていた。きっと眠気と闘いながら話していたのだろう。俺は湊の背中に腕をまわし、眠りにつこうとした。
fw 「ろれ、?」
lr 「なーにみなと」
fw 「ろれ好き、ろれめっちゃ好、、、」
俺に包まれた湊は言葉の途中で眠りに落ちてしまった。
lr 「俺も愛してるよ。湊。おやすみ」
そう言って湊の額にキスをし、俺も眠りに落ちた。