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あいつの事が好き。«1»
mz.side_
俺はmz
とある歌い手グループに所属している男である。そんな俺にはグループ前からの仲の人がいる。
笑顔がまぶしくて元気いっぱいなあいつ
akは俺の誰よりも大事な人。
そんなあいつが俺は好きだ
ただあいつには…
そんな事を考えてしまって未だに気持ちも言えず片思いを拗らせている。
「あれまぜちじゃーん!
入ってくんの早くない?笑」
少しでも早く声を聞きたくてディスコに早めに入った瞬間あいつの声。
ああ。すきだな 変わらない元気な声に俺は安心しながら愛が溢れないようにいつも通りに話す。
「そう?ぷーのすけが遅いだけだろ笑」
「確かに ギリギリだよねぷーのすけ笑 」
そうやってprの事を何気なく話すのにさえも嫉妬してしまう。そんな言葉にボソッと呟いてしまった。
「俺よりも長い仲だもんな…」
「ん?まぜちなんて言った〜??」
「あ。ああなんでもない 」
焦った俺は嘘をついて話を逸らそうとした。
だがそんな2人きりの時間は短かった。
「ういーす2人とも早くね?」
「あ ぷーのすけ!!やっほ〜!」
prが来たことが嬉しかったのか声が一層大きくなったak。
そう俺の恋は叶うはずのない片思いだった。
akは半年前にprに告白をされ今はメンバー兼恋人として仲良くしている。
俺の方が何年も前から…
そんな事を思っても今更akが手に入る事はない。prより先に勇気を出して告白していればよかった。
「…ち…zち?ねえまぜちってば!! 」
「…ん?あ俺??」
そんな事を悶々と考えていたらakに呼ばれていることに気づけなかった。
「もーどうしたのまぜち! なんかあったのー??」
「んや普通にボーッとしてたわ笑」
「しっかりせーよまぜ太WWW」
prにもつっこまれてしまいその後のAMP配信も上手く出来なかった。
「まぜち今日どしたの?配信中もボーッとしてたじゃんWWW」
「ど したん?なんかあったんか?」
「んーなんか調子悪いかもちょっと寝るわ」
そういって俺はディスコから落ちる。
するとすぐ___ ブーッ
と振動とともにスマホにメッセージがくる
(まぜち無理しないでね(´>ω∂`)⭐️)
(ありがとうなあっきぃ〜ゆっくりするわ👍🏻)
こうやってマメに連絡をくれるとこが好きなんだよな。 そう思いながら返信をしてスマホを閉じる。___ ブーッ
再び振動するスマホを開いているとakではなかった。
(まぜ太さちょっとあっきぃの事について話きいてくんね?)
そんなメッセージを見て俺は困惑した。
prがakについて話をしてきたりこうやって言われた事もない。
なんで急に
そんな言葉で頭がいっぱいになる。
この時はまだ知らなかった。
俺がこんなにも好きだったあいつにあんな過去があって今も続いてるとは。