この作品はいかがでしたか?
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プロローグですね、はい
前回の妖怪とは…、誰なのかッ!
じゃー行ってみよッ
ー寒いな…
下を見たら運動部がゴマみたいな小さな
点になっている。
そのゴマたちがうじゃうじゃと動いている。
桃「この人生とも…、さよならッ」
僕は運が悪かったんだ。ただ、それだけのこと
なのにこうも別れが寂しくなるのは何故か…。
この世界に未練なんてちっともない。
強いて言うならば…、あの5人に謝れていない
ことだろうか。
…まぁ、今更謝っても許されないと思う。
なんせ、10年間も喧嘩したままだ。
相手にされないのが目に見えている。
それでも…謝りたいものは謝りたい。
僕にも罪悪感や後悔はある。人間だからだ。
でも、その感情から逃れる為に
今こうして学校の屋上に立っている。
僕は弱い人間だから、こうして逃げることしか
できない。でも、みんなは違った。
立ち向かって、ちゃんと謝らせていた。
仕返し…、とは違うけど僕をいじめてた奴らを
ヒーローみたいに救ってくれたのに、僕はー…
桃「ごめん…、俺のせいだッポロッ」
どんどん出てくる涙を拭いて、俺は音を立てながら
柵をどんどん登っていく。
着地すると足は落ちるまであと数センチと
いうところに立っている。
桃「仲良くしてくれて…、ありがと。」
聞こえるわけがないなんて、知ってる。
でも、世界に伝えておいてほしい。
きっと、この気持ちは誰かに届くはずだから。
決心した僕は足を宙に浮かせる。
次の瞬間にはもう地面に足はついていなかった。
体ごと宙に浮き、全身がふわふわとした
感覚に包まれた。
目を静かに開けると、夕日が僕の顔をほてほてと
照らしている。綺麗だった。これが最期の光景なら
最高だと思う。世界は、俺の最期なんて興味ない。
親も、友達も…動物だって自分のことでいっぱいだ。
せめて…、最期くらいあいつらと居たかった。
桃「ッ…、ポロポロッ」
涙が自然と出てくる。確かに会えなくなるのは…
嫌かもしれない。でももう10年も会っていない人の
ためにここまで泣けるとは思えない。
だとするとー…
ドスッ…
ここまでですッ!
1か2で選んでくださいッ!
1.もう少し生きてもらう
2.エピソードを進める
1は桃くんが普段、どういう生活を
しているのかを書きます!
2はまぁ、言葉の通りです!
お願いします🙇
コメント
2件
2かな~自分は